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 Amazonの動画配信サービス『Amazonプライム・ビデオ』で独占配信中の特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』。主人公の水澤悠・仮面ライダーアマゾンオメガを演じるのが、歯科大に通う人気モデルの藤田富さん。

「『仮面ライダー』のオーディションは2回受けていたのですが、ダメで。だから、今回自分が演じられるとは思っていなかったので夢みたいです」

 子どもの頃、特撮モノが大好きだったという藤田さん。

「グッズを買ってもらって、よく遊んでいましたね。当時好きだったのは、賀集利樹さんと要潤さんが出演していた『仮面ライダーアギト』。今回、主演に決まったことで『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』を見直したんですけど、大人っぽい内容で。改めて『仮面ライダー』という作品の凄さを実感しました」

 今作は、『仮面ライダー』シリーズの中でも異色作として知られるシリーズ4作目の『仮面ライダーアマゾン』のリブート作。本家同様に、ひと味違う内容になっている。

「監督には“仮面ライダーをやると思うな”と言われました。実際、劇中では“仮面ライダー”という言葉は一切出てこないんですよ。1人の人間が、たまたま変身できるようになったという感じ。なので、僕も仮面ライダーを演じるというよりは、1人の青年・水澤悠として演じていますね」

 演じる水澤悠は、身体が弱く、家の外に出してもらえず、熱帯魚の水槽の手入れだけの日々……という、仮面ライダーらしかぬ役どころ。

「正直、僕も役の全貌がまだ分かっていない状態です。引きこもりの理由も、なぜか2年前からの記憶がなくて、研究者に管理されているんです。でも、ある日注射を打たなかったことで自分の野性が目覚めてヒーローに変身する……というストーリーです。

 僕も中学3年生まで88kgあったデブで、パソコン部で引きこもりっぽかったので、悠の気持ちは理解できる部分もありますね」