撮影は今年の1月から開始。寒い中、野外での撮影も多かったそうだが、中でも苦労したのがアフレコ。

「“アマゾン”なので動物をイメージしろと言われたのですが、動物のような声を出すのは、ノド的にも表現的にも難しかったですね。野性らしさの中でも緩急をつけなきゃいけないから、かなり注意されました。アフレコって、こんなに大変なんだと実感しましたね」

 記者会見では、寒い中、共演者と暖房で温まっている時に距離が縮まったと語っていたが、現在はLINEグループを作るまでに。

「監督には “仲間意識とかいらないから”って言われていたので、当初は仲良くなろうという感じではなかったですね。でも僕は『駆除班』メンバーとの共演シーンも多かったので自然と交流も増えてきました。今ではLINEグループを作って、撮影中の写真などを送りあっています」

 連続ドラマは今回が初めてのため、撮影現場では驚きの連続だという。

「連続ドラマって、回によって監督が変わることを知らなかったので、まずそこに驚きました。あと東映制作なので、規模がデカいですね。撮影現場には、スタッフが70人くらいいたりするので、“これ、今日だけで100万円以上は確実にかかっているぞ”と思うとプレッシャーを感じますね」

 主人公を演じる上で心がけているのが体調管理。

「スタッフの数の多さを見ると、絶対、風邪はひけないなと思いますね。あと、最初は引きこもりで、その後、仮面ライダーとして戦っていくため、食事制限や筋トレをしたりして4㎏ほど落としました」

 演じている本人も先が読めない展開だと言う。

「1、2話は何も明かされないまま事件が起こるのですが、3、4話から予測できないような深い謎が解けていくという感じなので、1話たりとも見逃せませんよ」