Q:お互い、大和、未来を異性としてどう思う?

福士「客観的にみると、ふたりってお互いが持っていない部分を補い合ういい関係なんです。そう考えると、大和と似ている僕にも、あれこれお節介を焼いてくる女性が必要なのかもしれないです(笑)。

 実際に姉がいて慣れていることもあって、いろいろと言ってくれる女性のほうがいいなと思います。相手の話を素直に聞けるかですか? そうですね、理解ができれば。この時点で、素直とは言えないですね(笑)」

芳根「私は、大和みたいに、突然、ひとりでどこかに行っちゃうような、何を考えているかわからない男性は……。伝えてもらわないとわからないタイプなので、ちゃんと言ってほしいです。でも、もしかしたら、大和みたいに何も言わずに行動する人を好きになって追いかけちゃうことがあるかも。待って~って(笑)」

Q:いまのふたりの距離感は?

芳根「私、人見知りなわりには、いちど相手の隙間が見えると、そこからグイグイ入っていくタイプなんです(笑)。例えば“この人とはお互いに冗談が言い合えるな”ってわかると、いっきに近づいていく。ときどき、相手から“ウザイ”って言われちゃうこともあるくらいです(笑)」

福士「僕は、急にグイグイ来られるとビックリしてしまうかも……」

芳根「よかった! いまの私、マックスが100だとしたら、まだ20くらいのグイグイ感でお話しさせてもらっています」

福士「そうだったんですね!? まったく感じなかったです(笑)」

Q:大和には爪を噛むクセがあるけど、ふたりには?

福士「監督から役作りで唯一言われたことが“爪を切っておいて”でした(笑)。僕自身のクセは、口笛とか、口で音をマネすることでしょうか」

芳根「福士さん、周りの音、こういう撮影の機材の音なんかを再現するのがすごく上手なんですよ。私は、気づいたら、自分のひじを触っていることが多いですね。

 小さいとき、母親のひじを触りながら寝ていたからだと思うんですが、落ち着くんです。人のひじでも、好みの感触があります。一緒に撮影することが多かった福士さんのひじは、まだ触ったことがないです(笑)」