秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまは、この春からますますお忙しくなりそうだ。
「眞子さまは、昨年の9月に留学先の英国から帰国された後はお出ましが増え、父・秋篠宮さまから『日本テニス協会』の名誉総裁も引き継がれました」(皇室記者)
昨年からすでに、東京駅の目の前にある博物館で「客員研究員」として勤める一方で、公的活動にも積極的にお関わりに。
「春以降には、昨秋のテニス協会に続いて、ある団体の総裁か名誉総裁に新たに就任されることで、調整が進んでいます。ご両親も多忙なうえに、皇族の高齢化や減少が進んでいるので、若い眞子さまにお任せしたいということです」(同)
妹の佳子さまと、公務の“役割分担”をされることにもなりそうだ。
「佳子さまは昨年7月、山口県で海洋調査船『かいめい』の『命名・進水式』に出席されましたが、今年は同船の『竣工式』があり、眞子さまが出席される予定だそうです。姉妹での“ワーク・シェアリング”と言えるのではないでしょうか」(秋篠宮家関係者)
眞子さまのそんなご多忙ぶりについて、
「ご高齢の両陛下やご多忙の両親の公務をお手伝いすること以外にも、妹の佳子さまの学生生活をサポートする目的もあると思います」
という見方をするのは、皇室を長年取材するジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡辺みどりさん。
「昨年の佳子さまは成人した美しい姿にメディアの注目が集まり、英国留学中だった眞子さまに代わり、公務をされることも多く、苦労もされたと思います。
そこで今年は、眞子さまが姉として同じ学校の“先輩”として、佳子さまをサポートしたいお気持ちがあるのではないでしょうか」(渡辺さん)
4月から国際基督教大学(ICU)2年に進級される佳子さまだが、この1年は将来を左右しかねない“大きな壁”がある─。
あるICU関係者が話す。
「ICUでは2年生の後半に、3年から始まる専攻(メジャー)を31分野の中から、ひとつ決める必要があります。ハードな英語の授業も続きますし、夏休みの短期の語学留学も、佳子さまは昨年は断念されたが、今年は行かれる可能性もあり、ご多忙だと思います」
眞子さまが帰国されてからは公的な場に出られることが減った佳子さまだが、すでにお出ましが期待されている行事もある。
「昨年9月に、佳子さまは鳥取県で開かれた『全国高校生 手話パフォーマンス甲子園』に出席し、手話での挨拶も披露されました。今年も9月25日に同地で3回目の大会があるので、佳子さまの出席は確実視されています。
手話にもさらに磨きをかけなくてはいけないので、大学生活と並行して、特訓も必要だと思います」(別の宮内庁関係者)
4月下旬には、昨年、佳子さまの入部が噂され、練習生的な立場で所属しているとも言われているダンスサークルの春公演の予定も決まった。過密日程のなかのつかの間の“息抜き”で、会場に姿をお見せになるかもしれない。