■歌川国芳、月岡芳年……江戸の“怖い”が楽しい浮世絵展
歌川国芳・国貞など、江戸を代表する浮世絵師による“怖い絵”が一堂に会する同展。「ゾッとするような『怖い』、ユーモアのある『怖い』、迫力のある『怖い』など、作品を通して江戸の人々が抱いた恐怖のイメージを探り“怖いもの見たさ”の気持ちが今も昔も変わらないことを、体感いただけると思います」(太田記念美術館・広報)。
【怖い浮世絵】
○会場:東京都渋谷区神宮前1-10-10 太田記念美術館
○開催期間:8月2日~8月28日 10:30~17:30(最終入館17:00)
■国宝・重要文化財が一堂に会する、妖怪展の決定版
妖怪は、古くは縄文時代の土偶から始まった日本人の不安感などの造形化。現代まで続くその4000年の妖怪表現を、余すところなく堪能できる妖怪展の決定版。平安時代の国宝『辟邪絵(へきじゃえ)』をはじめ、多数の貴重な文化財から、大ヒットアニメ『妖怪ウォッチ』まで、日本美術の名品で紹介。
【大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで】
○東京会場:東京都墨田区横網1-4-1 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
○開催期間:7月5日~8月28日 9:30~17:30(最終入場は閉館の30分前まで)
※夜間延長あり。詳細は公式HPへ(http://yo-kai2016.com/)
○大阪会場:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階 あべのハルカス美術館
○開催期間:9月10日~11月6日/火~金 10:00~20:00(最終入場19:30)、月・土・日・祝 10:00~18:00(最終入場17:30)
■3Dプロジェクションマッピングで、幻想的な百鬼夜行を再現
“秀吉とねねの寺”として知られる京都の高台寺では、恒例の展示会を今年も開催。寺が所蔵する、江戸時代土佐派の『百鬼夜行図』絵巻、現代の『高台寺百鬼夜行絵巻』などを一挙公開。また、8月1日~18日までは『夏の夜間特別拝観』を実施。3Dプロジェクションマッピングを使って、幻想的な妖怪の世界へとご招待。
【高台寺百鬼夜行展】
○会場:京都市東山区高台寺下河原町526番地 鷲峰山高台寺(臨済宗建仁寺派)
○開催期間:7月9日~7月31日 9:00~18:00(受付終了)、8月1日~8月18日 9:00~21:30(受付終了)、9月1日~9月30日 9:00~17:00(受付終了)