まるで得意の“自虐ネタ”のように話してくれた。そもそも、花代の話になったのは“ブレイク前後にお世話になった人”の流れから。彼を昔から可愛がってくれているのが、京本政樹なのだそう。
「僕がまだ売れてないときのライブに来てくれたりしたんですよ。単独ライブをやると、お花が贈られてきたりします。僕なんかは売れてないので花なんか全然来ないわけです。
でも、そのわずかな花の中に京本さんの名前があったんです。ライブもたびたび見にきてくださって、それからご飯に行くようになりました」
その付き合いは、今も続いているという。だけど、別の人とはこんな悲しい別れも経験。こちらもお金がらみ。
「3年前、ブレイク前からお世話になった人に“お金を貸してほしい”と頼まれました。よくしてもらった人の頼みだったので、25万円を人助けのつもりで振り込みました。
数か月後に僕の携帯電話の変更の連絡をすると、何の反応もありませんでした……。返せないならその“今は返せない”という連絡だけでもほしかったですけどね。そういうふうに人は変わるんだなって思いましたね……」
その語り口調、ヒロシ本人だけは何も変わっていないとです─。