ゲス不倫騒動で完全復帰に足踏みをするベッキーをよそに、お相手の『ゲスの極み乙女。』ボーカル・川谷絵音には離婚後も早々に次の恋が訪れていた。8月下旬、行きつけのバーから出てきた川谷と美女の様子は恋人そのものだった。
復帰への道のりが遠いままのベッキーとは対照的だ。1月の『週刊文春』“ゲス不倫”報道から8か月、明暗がはっきり分かれている。
「ベッキーさんは最初の対応の悪さが尾を引いていますね。“友人関係であることは間違いない”と言うだけで報道陣の質問に答えなかったのはマズかった。
その後、乙武洋匡さんやファンキー加藤さんの不倫が発覚した際は、彼らはすぐに認めて反省の意を示すことで騒動を沈静化しようとしていました。ベッキーさんは清純派のイメージだったことも災いして、一気に反発が広がっていったんです」(スポーツ紙記者)
離婚届を“卒論”と呼んだり、『週刊文春』を“センテンススプリング!”と書いてはしゃいだりしていたLINEでのやりとりが発覚し、バッシングが加速する。
「川谷さんにも批判の声が強かったんですが、アーティストとタレントという立場はやはり違います。好感度重視で仕事をしているタレントが世間的ダメージを受けてしまうのは自然な流れでした。
なので、優等生で好感度が高かったベッキーさんに攻撃が集中しました。報道後に出演したテレビ番組には、視聴者からのクレームが殺到。レギュラー番組はすべて降板し、CMも中止になりました。その損害額は5億円以上とも言われています」(前出・スポーツ紙記者)
川谷は報道直後に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、深々と頭を下げたが、これといった謝罪の言葉はなし。
「皮肉なことに、不倫報道のおかげでバンドの知名度はアップ。音楽ファン以外にはあまり認知されていませんでしたが、誰もが知ることに。世間の興味を集めたからなのか、アルバム『両成敗』のセールスは発売初週でオリコン1位を獲得するなど絶好調。全国ツアーのチケットも完売でした」(音楽ライター)