終盤、常子の天敵・赤羽根となるのが『あまちゃん』以来の朝ドラ出演となる古田新太。“完全悪”として描かれる彼について、
「赤羽根さんには、こんなに頑張っているのに、すごい邪魔されています(笑)。古田さんとは去年、舞台『いやおうなしに』で親子だったんですけど、今回はまさかの敵役。衣装合わせのときにお会いしたら“つぶしてやるよ”って(笑)」
気持ち的には“おばちゃん”
小橋家一家を中心に描いてきた『とと姉ちゃん』。次女の鞠子(相楽樹)も嫁入りし、娘が誕生。“とと姉おばちゃん”になった気分はいかが?
「映像で見たとき、“おばちゃん”という年齢に見えないかもしれませんが、気持ち的には“おばちゃん”と呼ばれることに違和感がないんです。子役ちゃんたちに、普通におばちゃんと呼ばれていますし(笑)。
常子が50代とかになったとき、もちろん見た目は追いつかないけど、感覚としてはその年齢につながる部分はあると思っています」
朝ドラヒロインを演じたことで自分も大きく変わったと思う?
「何も変わっていないということは絶対にないと思います。私自身、ドラマで主役を演じることが初めてだったので、いっぱい失敗をして、いろいろな経験をさせていただいて。こんなに時間をかけて教えてもらえることってなかなかないので、初主演が朝ドラでよかったな、って。すごく恵まれていますよね」