気鋭のアニメーション映画監督・新海誠氏の最新作『君の名は。』で、声の出演を務めた神木隆之介と上白石萌音が初共演!
神木「上白石さんと初めて会ったときに、もう座っているだけで“この子、絶対優しい!”みたいな(笑)。そんなオーラが出ていました。そして、まさにそのとおりの子でした」
上白石「神木さんは、やっぱり天才なんだなって。お互い異性の声を演じる場面があるんですが、もう女の子としても完璧! 女子としても勝てない、及ばないんだなって思い知らされました(笑)」
物語は都会で暮らす男子高生と田舎で暮らす女子高生が夢の中で入れ替わるところから始まる。
2人はどんな高校生だった?
神木「僕はエピソードがたくさんあります! 宝庫だから(笑)」
上白石「じゃあ、お先に(笑)。私は中学まで地元の鹿児島にいたんですが、高校生になって東京に出てきました。制服もセーラー服から洗練されたブレザーになって(笑)。共学で高校時代は本当に楽しかったな。行事も大好きだったし、勉強も一生懸命やっていましたね。神木さんは?」
神木「僕は授業中によく寝ていました。でも、ちゃんと“先生、寝ます!”と自己申告してから(笑)。上白石さんは、遅刻は大丈夫だった?」
上白石「それが最後のほうはギリギリ綱渡り生活(笑)。というのも、自転車通学だったんですが、最初は15分くらいかかっていたのが日に日に短くなっていって、ある日7分を記録したんです。それからどんどん家を出るのが遅くなっちゃって(笑)」