■「ポニーテール」で美容整形並みのリフトアップ
物にはそんなに思い入れがなく、なんでもOKな私ですが、髪型だけはポニーテール一択! これだけは絶対に譲れません。もう20年間365日、きつめに結ったスタイルで通しています。
友人や家族には「たまには下ろしてもいいんじゃない?」とアドバイスされますが、それはムリ。ある日、つり目になるくらいきつく引っ張り上げて結ぶと、顔のたるみやシワが消えて、美容整形に負けないリフトアップになるという世紀の大発見をした私。
以来、ずっとこのポニテで「若い!」「キレイ」と称賛をかっさらい続けてきたんだから、今さら戻すわけには、女のプライドにかけて、いかないの。
うちの夫にだってすっぴんは見せても、髪を下ろした顔だけは見せません。だって一瞬で10歳以上も老けて、まさに別人のおばあさん顔になっちゃうんだもの。
将来のために、遺言には「死に装束は絶対ポニテで」と赤字で書いとかなくちゃ。
(宮崎県のマダム昌子さん・59歳)
■自分にお中元・お歳暮「瓶入りカルピス」
ここ数年、毎年、自分にお中元とお歳暮を贈り続けています。その理由は、瓶入りカルピスが飲みたいから。
夏の定番の飲み物といえば麦茶やアイスコーヒーと答える人が多いでしょうが、私は断然、カルピス派! しかも瓶入りの原液カルピスを自分好みの濃いめに作らないと、絶対イヤ!
でも今やコンビニでは炭酸や水で濃度が調整されたペットボトル入りのカルピスが主流。スーパーに置いてある原液も紙パックのものばかり。私の思い込みでしょうが、紙パックに入っているのは、瓶のと違って、味がぼんやりしていて気に入らない。
子どものころ、台所でお母さんが作ってくれた大好きなカルピスの味は、やっぱり瓶入り原液でないと再現できないんです。
でも今や、贈答品でしか手に入らないアイテム。送料と箱代で割高になるのにもめげず、この夏も贈答用カルピスを大量に自分に贈っちゃいました。私の唯一のぜいたくなんだから、許して~。
(新潟県のウシ柄模様さん・43歳)