桂宮さまから引き継がれた「日本工芸会」の行事にお出ましの眞子さま(9月21日号)
桂宮さまから引き継がれた「日本工芸会」の行事にお出ましの眞子さま(9月21日号)
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 眞子さまは昨秋、秋篠宮さまから「日本テニス協会」の名誉総裁を引き継ぎ、テニス大会などにもご臨席。

 この6月には’14年に薨去された桂宮さまから「日本工芸会」の総裁を引き継ぎ、9月21日には「日本伝統工芸展」にもおなりになっている。

「佳子内親王殿下は現在、大学生なので学業優先となっていますが、卒業後は同様にお忙しくなるでしょう。

 現在の法律では、女性皇族は一般人と結婚すると皇室を離れることになっていますので、それまで担ってこられた公務を皇族として務めることはできません。

 その際、皇族のどなたかに引き継いでいただくのか、その公務自体をなくすのか検討が必要になるでしょう」(同)

 つまり、眞子さま佳子さまが、どこまで仕事を引き受けていいのか迷い、結婚に躊躇するかもしれない現状があるのだ。

 そこで’12年、旧民主党の野田政権で検討されたのが、女性皇族が「結婚」しても皇室に残り、皇族として公務を続けていただく「女性宮家」の創設案だ。

 しかし、女性宮家を認めると、民間出身である婿をどのような地位にするのか、伝統に反するという女系天皇の出現の可能性があるなどと反発もあり、棚上げに。

「今回も今までと同様に、結論を出さず時間だけが過ぎていくことになるでしょう。

 内親王や女王方の公務への取り組み方を考えるうえで、基本的なところが定まらない状況が今後も長く続くということです」(同)