汗水たらして働いて手に入れたのではない「お金」は、祖先のものだから。
そういって相続したテナントビルの賃料や駐車場の契約料等には手をつけず、ご自身は役所に勤め、その収入で暮らしているのです。
彼に限らず生まれながらのお金持ちや、苦労をして成功を収めた「一流のお金持ち」に共通するのは、「ギラギラしたもの」や「派手な言動」を嫌うことです。
「偽セレブ」は高級外車を乗り回す
お金持ちというと、キンピカのイメージで高級外車を乗り回すシーンを想像しがちですが、そういう方は「偽セレブ」。「一流のお金持ち」は、お金は「自分の働きの対価」として理解し、大切に扱うのです。
誰しも「両親」や「パートナー」などの懐ぐあいをあてにするところが、あります。
それが相続や離婚などの際、争議の火種になることもありますね。しかし、「一流のお金持ち」には、そうした浅はかな発想はありません。
相続したとしても財産はもちろん、耐久消費財にしても「次代」に渡すことを、責務だと捉えている方ばかりです。
実際、かなりの車好きでもない限り「一流のお金持ち」は、外車を購入しませんし、自分で運転もしません。車を買わないのは、税金対策。リースのほうが節税できるからです。