「どうやら蜷川さんが受けた取材に関しての日時や場所は、猪瀬さんが全部決めていたそうです。彼女のメディア露出を増やして芸術活動をサポートしようとしてるんです」(前出・芸能プロ関係者)

 そのプロデュース術も実に政治的で、

「ニュースを見ても、さりげなく“5月に展覧会が始まる”という情報を盛り込んだり、バッチリメイク姿で美人な蜷川さんの姿を自分の生放送の同日に披露したりと、綿密な宣伝戦略が練られていましたね」(テレビ局関係者)

 そこまで一生懸命になれるのも、氏が彼女にゾッコンだからにほかならない。'12年には、自らのツイッターで、

《経済学者も法律学者も政治学者も、文学・芸術がわからない輩はたいがい人生観が薄っぺらです。(中略)何学であろうとその人独自のなめらかな文体、映像的に示せる能力、があるかないかです》

 と綴っている。まさに彼女はどストライクの女性だったと言えるだろう。

「'13年に悪性脳腫瘍で先立たれた猪瀬さんの元奥さんについても、蜷川さんは理解があるようです。仕事もプライベートも互いのこれまでの歩みを尊重しあう、成熟した男女の関係といったところですね。」(前出・芸能プロ関係者)