それでも20年間続いた看板番組の最終回としては弱気に思える設定だが、実は26日夜の5時間のすべてを『スマスマ』に充てるわけではないという声も。

 なぜなら、フジは強力な“キラーコンテンツ”を同日に押さえているからだ。

「羽生結弦選手や浅田真央選手、宇野昌磨選手や宮原知子選手ら国内トップクラスのフィギュアスケーターが出場する『メダリスト・オン・アイス2016』の放送権も確保しているのです。こちらは公演時間が午後5時から8時までですが、収録したものを編集して放送する予定だそう」(テレビ誌記者)

 この放送が可能になったために『スマスマ』のCM料金を据え置いたのだとも。

「スケートは企業協賛のためCM枠を気にする必要はありません。まずはセールと謳って『スマスマ』のスポンサーを集めるだけ集めて、2時間にするのか3時間にするのか、数と質に見合った放送時間を決めるのでしょう。

 また生放送になれば商品価値は高まります。仮にCM枠が競合に発展すれば、500万円から一転、ドル箱コンテンツに化けると思います。それがフジテレビさんの狙いなのでは?」(広告代理店幹部)