「決まった瞬間は、言葉より先に声を上げて泣き叫びました。それからすぐNHKのスタッフさんがいらっしゃってカメラを回していて。初出場の人に1人1台で密着するんですね。会見場の雰囲気も独特で、マスコミの方も本当に大勢。すべてが驚きで、“夢かな?”って何度も顔をつねりました(笑)」
女の一途な生きざまをドラマチックに歌い上げた『心かさねて』で注目を浴びた市川由紀乃。そんな演歌界のニューヒロインが大晦日の『第67回NHK紅白歌合戦』への出場が決定! 周囲からもすごい反響だったそう。
「母や親戚、ファンのみなさんもすごく喜んでくださって。メールやLINEも1日じゃ返しきれないくらいいただきました。お花とか祝電も本当にたくさん。
昨日は、歌番組でご一緒させていただいている徳光(和夫)さんからお菓子とお手紙をいただきました。私がこれまで歌ってきて紅白に出場できた思いを句にしてくださったんですが、涙なしでは読めない内容で。家宝にしたいです」
出場に際し「すべてが楽しみ」と語る市川だが、中でもこれを味わってみたいんだとか。
「ステージで歌うことはもちろんですが、最後に出場者のみなさんで“蛍の光”を合唱して1年が間もなく終わるというあの雰囲気を味わってみたいです。あと、出場者やスタッフの方が参加する打ち上げがあるそうなんですよ。その席に出ると『紅白』に出場したんだって、あらためて実感できるとうかがったので、終わったあとの時間も楽しみたいです」