実際に行われたラジオ・チャリティー・ミュージックソン スペシャル『I'm with U キミと、24時間ラジオ』では、Kさんは1度も交代せずに24時間役割を務め上げた。そんな人だからこそ、知らせを受けた福山も驚いたという。
「福山さんはスケジュールを調整して病院へ駆けつけました。スタッフ一同が書いた寄せ書きを持って行って、Kさんのお母さんに渡したそうです。お母さんにも、“Kさんはみんなに愛されている素晴らしい人です”とお話ししていましたね」(前出・ラジオ局関係者)
福山が声をかけると、意識はないながらも血圧の数値が上がったとラジオで明かしている。
「残念ながら10日後に帰らぬ人となりましたが、Kさんのお棺の中には、このとき福山さんが持って行った寄せ書きを入れて荼毘に付されたそうです」(前出・ラジオ局関係者)
Kさんのことは後日、ラジオでも追悼した。福岡出身の彼に対して、福山が贈ったラストソングは、主人公が福岡出身の映画『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌『東京にもあったんだ』だった─。