大杉漣の意外な“親バカ”ぶり
偉人から市井の凡人、公安刑事から反政府主義者、教師から暴力団員、サラリーマンからホームレスなどさまざまな役を演じ、“300の顔を持つ男”と評される大杉漣(65)。音楽とスポーツをこよなく愛している。
「大杉さんといえば大のサッカー好きで知られています。彼が応援しているチームが、出身地である徳島県の『徳島ヴォルティス』です。J2で成績もあまり芳しくはありませんが、わざわざ徳島まで応援に行くほどの熱狂的なサポーターだとか。観戦している姿が、ツイッターなどのSNSでたびたび報告されています」(スポーツ紙記者)
都内にあるイタリアンバル『F』でも、たびたび目撃されている。
「実はこのお店、彼のお嬢さんが勤めているんです。いつも“娘が作るケーキが世界で一番おいしい”と言っていますよ」(大杉の知人)
意外な“親バカ”ぶりが明らかになった。
田口トモロヲは元エロ劇画家
NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の語りで人気を博した田口トモロヲ(59)。
「彼ほど多彩な才能を持った人はいませんね。ナレーター、ミュージシャン、映画監督としても活躍してますし、元エロ劇画家でもあったんです」(舞台関係者)
“エロ劇画家”とは驚きだが、かつて音楽誌の取材を受けたとき、このように語っている。
《自分のダメな大学生活を漫画にして出版社に持ち込んだんですよ。そしたらエロ系の出版社に、“これは載せられないけどもエッチな漫画を描いてきたら載せてあげるよ”って言われて、すぐデビューさせていただいて、それで生活のバランスを取ってました》
また彼は、役作りにこだわることでも有名だ。
「'01年の映画『MASK DE 41』でプロレスラーを演じなければならないため身体を大きくする必要がありました。監督から20kg体重を増やすように言われると、約1年間、アニマル浜口さんのジムなどに通い、過酷なトレーニングを積んで肉体改造に成功しています。そのときにプロレスラーからスパーリングの特訓も受けて、アクションシーンも自分で演じることができました」(前出・映画誌ライター)