「充実した英語教育や専攻を決めずに幅広く学ぶことのできるリベラルアーツ教育を実施している」ので、ICUを選ばれたと'14年の記者会見で述べられた秋篠宮家の次女・佳子さま。
佳子さまの選択は、ICUの“先輩”でもある眞子さま(25)にも相談したうえでのことだったかもしれない。
「普段から、眞子さまがいろいろと佳子さまにアドバイスをされているのだと感じましたね」
と明かすのは、ある宮内庁担当記者。
「昨年12月23日に、皇居で開かれた各国大使夫妻らが出席する天皇誕生日の茶会で、佳子さまは米国のケネディ大使と通訳なしで会話をされていました。
その後、会場内でのご自分の立ち位置がわからずにキョロキョロしましたが、すぐに眞子さまが腕をとって、佳子さまを定位置にエスコートされていたのです」(同・記者)
ICU時代は「美術・文化財研究」というメジャーで博物館学を学んだ眞子さまは、'15年秋に英国留学から戻ると、団体の総裁職などをふたつ引き継ぎ、公務を本格化させている。
東京大学総合研究博物館の特任研究員として勤務のかたわら、昨年の秋からはICU大学院の博士課程にも在籍されている。
「佳子さまは、皇族として初めてICUに入学し英国の大学院で文学修士の学位まで取得された眞子さまに刺激を受け、相談もされていると思います」
そう話すのは、皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。
「最近は、眞子さまもおひとりで中南米などを親善訪問されていますが、佳子さまにもいずれ、そのお役目が回ってくるはずです。
それに備えたいお気持ちがあるので、語学や国際関係の勉強に力を入れたいのではないでしょうか」(渡邉さん)
前述の茶会のように、佳子さまも成年皇族になってからは、在日外国大使らとの昼食会などへの出席も増え、英語力や国際感覚の必要性をお感じになっているはず。