「主演映画『暗黒女子』の4月1日公開は予定どおり。別の主演作『笑う招き猫』(4月29日公開予定)と『東京喰種 トーキョーグール』(今夏公開予定)の公開は“協議中”とのこと。11月公開予定の『泥棒役者』は降板が決まり、彼女の出演シーンを撮り直すため、代役が石橋杏奈さんに決まりました」(スポーツ紙記者)
清水富美加の出家表明による所属事務所離脱、休業で各所は大混乱。加えて、2月17日には告白本『全部、言っちゃうね。』まで出版されたから穏やかではない様子なのだ。『週刊女性』もその“ベストセラー”を入手。どんなことが書いてあったかというと……。
《自分の考えがわからなくなって、どんどんいろんな仕事をして、その中にはもう、はっきり言って“悪魔のお手伝い”のようなことをしてしまったのもあったんじゃないかって思うと、つらいです》
《たばこもやめました。『全部、言っちゃうね。』なんで言っちゃうんですけど、喫煙者だったんですよね。意外ですよね。自分でも思います(笑)》
と、衝撃的なことが綴られている。ちなみに出家の理由は“直観”とし、その代償ともいえる違約金については、
《最低でも数億円は違約金の中に含まれてくるんじゃないかって報道でも言ってましたけど、レプロに要求されるお金はおそらく私に来ると思います》
文体は年齢相応の表現だが、死をテーマにした内容が目立つのも特徴。
《引かれちゃうかもしれないけど、16歳の誕生日の日、死のうとして、ガムテープを口と鼻に貼ったんです》
こんな一連の“清水ショック”を受けて、「明日はわが身」と肝を冷やしているのが各芸能事務所のスタッフたち。
「スタッフ同士の話題にもよく出ますよ。若手女優を担当しているマネージャーさんたちは、“もしかしたら自分の担当タレントも、心の奥では不満がたまっているんじゃないか”と戦々恐々としています」(芸能プロ関係者)
とはいえ、信仰などはストレートに聞きづらい話題だけに頭を悩ませているという。
「“恋人はいるのか?”という色恋についてならまだしも、“どんな宗教を信仰しているの?”とは、さすがに直接聞けませんからね……。
お正月に、“神社へ初詣に行こう”と誘って鳥居をくぐれるか、なんて古典的ではありますが、そういったことを判断材料のひとつにすることはあります」(別の芸能プロ関係者)
対策としては、どんなことを考えているのだろうか。
「本人の納得のうえで取ってきたと思っていた仕事が、実は精神的に追い込んでいた、というボタンの掛け違いが起こらないように、話し合いの時間を多く持っていきたいですね。信頼関係を徹底させていきたいです」(別の芸能プロ関係者)
誰もが幸福という世界の実現は、一筋縄ではいかないようで─。