おじいちゃんになっても家族ができても、家族ぐるみでつき合えると思う
――俳優として、お互いリスペクトしているところはどんなところですか?
安里 今までに2回共演してますけど、稽古を見てて、すぐ感情がマックスに出たりとか入り込む感じとかは、すごいなとは思いますね。
赤澤 それがいちばん照れますね。僕の個人的な人間性をどう言われても何とも思わないんですけど(笑)
安里 アハハハハ!
赤澤 僕は、舞踊ができるのがすごいなって思います。
安里 ああ、扇子の舞ね。
赤澤 舞とかできそうじゃないじゃないですか(笑)
安里 アハハ。それは日本舞踊を崩したような舞で。大衆演劇の舞踊ショーの踊りを習っていて。
赤澤 単純に技がある人って、すごいなって思うんですよ。僕は何にもないから。すっごい歌が上手いわけでもないし、ダンスがすごく上手いわけでもないし、だからそういう技があると尊敬しますね。
安里 でも燈はめっちゃ器用なんですよ。
――今後、息の合う二人でやってみたい舞台は?
安里 沖縄を題材とした、例えば戦争の話とかはいつかやりたいと思っていて。感情をパーンと出せる燈にも向いていると思うんで、一緒にやってみたいですね。
赤澤 僕は、小さめの劇場で、三バカみたいなコメディをやってみたい。3人組が事件に巻き込まれるドタバタコメディをやったら楽しいだろうなって思う。
――今後プライベートで一緒にやりたいことは?
安里 僕は燈を沖縄に連れて行きたいなって思ってます。
赤澤 そう。ずっと言ってくれてるんですよ。僕は最近ゴルフをやってるので、引き入れたいなっていうのがあります。ゴルフ部があるんですよ、役者の。部員は僕を入れて3人くらいないんですけど(笑)
安里 ほかの部員は小野健斗ひとりですよ(笑)
赤澤 安里くんは健斗くんとも仲いいし、ゴルフ部に勧誘したいなって。
安里 じゃあ、沖縄にゴルフしに行けばいいじゃん!
赤澤 おお~! 最高じゃん! 次の予定決まりました!
――最後に改めてお互いはどんな存在ですか?
赤澤 安里くんは友達の5本の指には入るんですけど、その中でも、気を使わないランキング上位にいる人ですね。
安里 俺はもう、燈の結婚式で余興ができるくらいの仲ではあると思うんで。舞うか『てんとう虫のサンバ』をやるか(笑)
赤澤 アハハハハ!
安里 おじいちゃんとかになってもお互い家族ができたりしても、家族ぐるみの付き合いができるんじゃないかなと思ってます。
赤澤 うん。そうだね。