「'15年の秋ごろに、森友学園側から事務所に“校歌として使いたい”という電話があったのは事実です。ただ、舟木の歌ですが、権利は歌手にありませんので“レコード会社に確認してください”と言ったのですが……」
ちなみに、舟木と籠池氏は面識はない。そこで、『あゝ青春─』を発売する日本コロムビアにも聞くと、
「申請も問い合わせも来ていません。著作権を管理するJASRACにも問い合わせはなかったそうです」
と、学園側からの申請がなかったことを明かした。
「舟木が学校行事に出席するという話もあり、確かにオファーはあったのですが、“スケジュールが合いましたら”と言っただけ。OKなんてひと言も言ってない。(籠池氏は)ノーと言わないと勝手にイエスと取ってしまう方なんでしょう」(舟木の所属事務所)
だが、事務所にはファンからの苦情はなく、応援の声がたくさん寄せられている。
「卒業の季節には、今でも“『高校三年生』を歌っていいですか?”という問い合わせが何百件って来るんです。でも校歌にしたいというのは初めてでした。それを舟木に話したら、“珍しいね。面白い学校もあるもんだね〜”って笑ってたんですけど。ただ、こんな騒動に巻き込まれるなんて、思ってもいませんでしたよ」(前出・舟木の所属事務所)
若い人たちに舟木の名曲を覚えてもらおうというのは悪くないけど、さすがに無許可はダメですよ。籠池さん!