三月場所のチケットは即日完売! 19年ぶりの日本人横綱・稀勢の里が誕生して高まるばかりの大相撲人気。というわけで、約650人いる力士のうち、誰に注目すれば、より楽しめるのか? 角界の有望株やイケメンを、東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博さん、相撲通で知られる女優・紺野美沙子さん、“スー女”タレントの山根千佳さんの3人の識者に教えてもらった!
”スー女”のハートをわしづかみ! 角界イケメンカルテット
●遠藤(26歳・東前頭五枚目)──女性ファン数No.1
「言うに及ばず。この2~3年での急速な相撲人気の回復に、“遠藤効果”があったことは間違いありません。しかし、相撲ができすぎているところが、彼のいい点であると同時に気になります」(杉山さん)
「本当に美しいです。肌も全体のバランスも、四股を踏む姿や所作まで。ひざのケガで足踏みしていますが、もう少し相撲が強ければ言うことなしです(笑)」(紺野さん)
●輝(=かがやき/22歳・東前頭九枚目)──輪島譲りのスマートガイ
「元横綱・輪島さんの親戚にあたります。顔立ちも整ってますし、脚が長くてスタイルがいいのでキュンとします♪ でも、力士は脚が短いほうが、腰が低いから有利なんです。ゆえに、相手の引きにペタッと落ちてしまうこともありますが、それすらも“頑張れ!”“腰低く!”とアドバイスしたくなっちゃいます(笑)」(山根さん)
●勢(=いきおい/30歳・西前頭筆頭)──女性人気を遠藤と二分
「背が高くて、スラッとしてて、色白で、高揚してくると身体がバラ色に染まる。表情に気迫がみなぎっていて、一挙一動にもキレがあります。だから、なおさら女性人気がありますね」(杉山さん)
●竜電(26歳・西十両八枚目)──地獄を見た色男
「色男で、苦労人。すごいドラマの持ち主です。新十両になった場所で大ケガして、すごく番付が落ち、後輩にもどんどん先を越されて……。その悔しさをバネに、去年やっと十両に戻ってきました。竜電と輝は同じ高田川部屋。また2人が仲よしで、そろったときのオーラがすごい。写真より、実物のほうがカッコいいですよ」(山根さん)