《(狙うのは)あと1、2年で学校を卒業する子、ですね》

《握手会の並びのレーンに可愛い子が並んだなって思ったら、自分も並ぶ。握手の待ち時間に“誰推し?”って聞いたり、話をする、っていうパターンが某国民的アイドルグループの時は多かった》

 3月17日、13歳の少女にわいせつな行為をさせて動画撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)容疑で、東京都北区に住む無職・森川和城容疑者(38)が逮捕された。

「森川容疑者は、ツイッターのフォロワーが6600人にものぼり、きゃりーぱみゅぱみゅさんのファンクラブメンバーの間では有名な存在でした。彼は“ほかにもファンクラブの女の子を誘った”と供述しているようです」(全国紙社会部記者)

 現在、警察による捜査が進んでいるところだが、実は森川容疑者は'15年にアイドルに関するニュースサイト上で行われたインタビューで“余罪”について、また自身の“性癖”や“手口”について赤裸々に語っていた。その一部が冒頭の文章である。

 '07年ごろに、AKB48からアイドルオタクの道を歩み始めたという森川容疑者

《口説き始めたのは'08年夏くらいかな。(中略)売れ始めて、現場に可愛い女オタ(=女性のオタク)が増え出したんですよ》(前出・森川容疑者のインタビュー)

 そして'13年ごろから、今回の事件となったきゃりーぱみゅぱみゅのイベントに行くようになった。

「森川容疑者は'15年時点で、“関係を持ったのは50人くらい”と公言しており、そのうち30人がきゃりーさんのファンの女性だったようです」(アイドルライター)

 なぜ彼はそれほど女性と関係を持つことができたのか。

「どのアイドルにも有名になるファンがいるのです。有名になる理由は、すべてのイベントに参加しているとか、チケットを数多く仕入れ、仲間内に譲ってくれるなど。有名になって信頼され“局地的な権力者”になり、やりたい放題というケースも少なくありません」(芸能プロ関係者)

 同じアイドル好きで趣味も合う。また自分以上に熱心にファン活動していることで、ある種の尊敬の念を抱いたこともあり、多くの少女たちが森川容疑者と関係を持った。

 しかし、今回の事件の被害者である13歳の少女は、

「森川容疑者に嫌われるとファン活動ができなかった」

 と、話している。ファンの1人に嫌われても別に気にしなくていいのでは? と、思ってしまうが……。