期待される海外訪問の実現
文化学園大学客員教授の渡邉みどりさんは、愛子さまの学校外での活動にも期待する。
「眞子さまの初めての単独公務は、高校2年のときの上野動物園ご訪問でした。
最近お出ましが増えていた愛子さまも、高校時代におひとりでの公務を経験されるのではないでしょうか。
眞子さまは中学3年のときにオーストリアにおひとりでホームステイをされているので、愛子さまの単独での海外訪問もそろそろでしょう」
愛子さまの海外訪問が実現すれば、'06年に雅子さまの静養目的でオランダに同行されて以来となる。
「愛子さまは、学習院初等科時代から英語を熱心に学ばれているので、夏休みなどの長期休暇を利用した語学留学やホームステイはありうると思います」(宮内庁担当記者)
さらに、今回の愛子さまの作文を読んで感銘を受けたという学習院OGが、愛子さまに“うってつけ”の行事があると話す。
「愛子さまの平和を希求する姿勢があれば、『八重桜祭』で有志の団体を結成して、戦争や平和についての展示や発表をされるかもしれません。
愛子さまがお声をかければ協力するお友達もいると思いますし、有意義な日々を送ることができるはずです」
八重桜祭は、毎年10月に開かれる学習院女子中・高等科の文化祭で、昨年は、愛子さまは6週間にわたる欠席の最中で残念ながら参加されていない。
八重桜祭は全員が何らかの形で関わらなくてはいけないので、愛子さまは今年、“リベンジ”に燃えているはず。このOGが“前例”を挙げてくれた。
「眞子さまは高3のときに有志団体に参加してホラー映画の製作をされましたし、佳子さまがダンスを披露されていたのも有志のはずです。
問題意識のある愛子さまが、そのような自発的な活動を企画される可能性はおおいにあると思います」
“姉”のように慕う眞子さまと佳子さまを“モデル”に─。美智子さまの「教え」と、雅子さまの「発想」を受け継がれた愛子さまの高校での日々は、充実したものになりそうだ。