外務省出身の雅子さまは、“皇室外交”に貢献できるのではと皇室に嫁がれたが、今年は4月のマレーシア訪問に続いて2回目の断念となる。

 長期の渡航となると、ご体調に不安があるのだろうか。

愛子さまを心配されているのか

 欠席が目立つ学習院女子高等科に進学されたばかりの長女・愛子さま(15)を心配されてのことかもしれない。

 別の東宮職関係者が打ち明ける。

雅子さまは、国内公務に専念されるという方針だと思います。6月初旬に石川県で開かれる『みどりの愛護』には出席する方向とのことです。皇太子ご夫妻は、ほかにもかつて“八大行啓”とも言われていた重要な公務があるので、雅子さまはそれらの公務に集中されるおつもりなのだと思います」

 八大行啓は、「『みどりの愛護』のつどい」のほか「全国高校総合体育大会(インターハイ)」「献血運動推進全国大会」「全国育樹祭」「全国障害者スポーツ大会」「国民文化祭」「全国農業担い手サミット」の現在は7つとなった毎年のお出ましのこと。

 昨年からは、愛子さまも同行された8月11日の「山の日」を記念する式典が加わったので、“新・八大行啓”といえる。

 前出の東宮職関係者が雅子さまの「思い」を語る。

雅子さまは療養に入る前も、愛子さまの出産などが重なり、いわゆる八大行啓のすべてに出ることが長年できていません。

 天皇陛下の退位後は、八大行啓は秋篠宮ご夫妻が引き継がれることになるので、雅子さまとしては、できるだけ出席したいというお気持ちがあるのではないでしょうか」

 今年の下半期は眞子さまの「慶事」だけではなく、雅子さまのご活躍ぶりも注目だ。