そんな陛下の教育を受けられていた皇太子さまも、今では高校1年生の愛子さま(15)の父親。公務で多忙な合間を縫って、ひとり娘に寄り添ってこられた。
「愛子さまが幼いころには自らおむつを替えたり、童話の読み聞かせもされる“イクメン”だったそうです。学校の授業参観もほぼ毎回出席し、1時間目から最後まで“フル参加”されていました」(皇太子さまの同級生)
愛子さまが小学生のころには、療養中の雅子さま(53)に代わって子ども向けの音楽ミュージカルを友達親子と一緒にご覧になったこともある。
「この5月5日にご一家で観戦された『車椅子バスケットボール』の試合でも、観覧席で皇太子さまと笑顔で会話されていて仲がいいのだと感じました」(試合の観戦客)
思春期の難しい時期に入られているものの、お父さまとの関係は良好のようだ。
「皇太子さまは、愛子さまが所属していらっしゃった管弦楽部の朝練習に付き添われたこともあり“いいパパ”をしていらっしゃいます。愛子さまは“パパっ子”と言えるかもしれませんね」(渡邊さん)
愛子さまは高校に上がってからも体調を崩されがちだが、“大好きなパパ”の支えがあれば今後も安心だろう。
秋篠宮家の子育て
一方の秋篠宮さまは、長女・眞子さまと次女・佳子さま(22)、長男・悠仁さま(10)の3人の父親。子どもたちにとって何がいちばん望ましいのかをお考えになり、その方針は“のびのび教育”。
「皇族の方々は学習院に進学されるのが慣例でしたが、眞子さまと佳子さまは国際基督教大学(ICU)、悠仁さまは幼稚園からお茶の水女子大学附属に進学されました。
お子さんたちの希望を尊重していらっしゃるようで、自由な家風なのでしょう」(前出・皇室担当記者)
秋篠宮家の関係者は、秋篠宮さまが、佳子さま、悠仁さまとの関係が良好だというエピソードを明かす。
「佳子さまが大学生になってからも、おふたりだけで買い物に出かけられたことがあります。ただ、帰りに荷物を持たせていたら注意されてしまったそうですが(笑)。
昆虫好きの悠仁さまとは、御用地内やお出かけ先で一緒に昆虫採集をしたり、悠仁さまが興味のある昔の人々の暮らしや道具についても教えてあげているそうですよ」