“甘い罠”といえば暴力団関係者が手引きしているのかと思いきや、イマドキは敷居が低くなっているようだ。
「彼氏や友人、または周囲の悪い知人から“写真撮ってこいよ!”と、けしかけられるのです。またミーハー心で作為なく撮ってきた写真が悪用される場合もあるでしょう。
すぐに拡散されてしまいますし、また連絡手段の発達もあって“どこに誰が来ている”などのリアルタイムでの情報が舞い込みやすいのです」(同・オーナー男性)
もちろん、小出の件が“ミナミの罠”だったというわけではない。それでもオーナー男性は『フライデー』に載った彼の表情に注目する。
「私のお店に連れられて来たときは終始、仏頂面で“俺は芸能人”という横柄な態度が目につきました。そんな彼が緩みきった無防備な姿でツーショットまで撮らせるとは、よほど気を許せるお店、もしくは誰かが近くにいたのでは? 信頼していた相手が実はウラでは……、なんて話もなきにしもあらず、ですよ」
ちなみに、この手に落ちるのは、たまに“出張”で訪れる来阪者ばかりなのだとか。
「例えば阪神タイガースの選手たちはキタの高級クラブが主戦場で、ミナミではほとんど遊びません。暴力団との関わりも含め歓楽街での振る舞いも指導されるからです。まあ、東京の人は、人懐っこいミナミの人間に人情を感じて気を許しやすくなるのかもしれないですね。それも彼らの手口なんですけど」(前出・在阪テレビ局関係者)
甘いお誘いには、くれぐれも注意が必要だ。