「まさか都心の駅近でサーフィンができるなんて! 人工の波も想像以上!」
と、目を丸くして興奮ぎみに話すのは、JR大井町駅から徒歩5分の距離にある複合スポーツエンターテイメント施設『スポル品川大井町』の利用者たち。
東京ドーム半分の大きさに相当する約2万4000平方メートルもの広大なスペースに、’20年東京五輪の正式種目となるサーフィン、スポーツクライミングの一競技であるボルダリング。
ほかテニス、アーチェリー、ソフトボールなど全8種のスポーツ施設を含む13施設を設置している。
あまりなじみのない競技も体験できるとあって、8月のオープン以来、大人から子どもまで楽しめる新スポットとして話題を集めているのだ。
「来年はラグビーワールドカップ、そして2年後にはいよいよオリンピック・パラリンピックも開催される。一般の人が見る、支えるだけでなく、自らスポーツをする国になってほしい」
プレオープンイベントに出席した鈴木大地スポーツ庁長官が語るように、「スポル」は’20年東京五輪・パラリンピックに向けて大会機運、スポーツ機運を盛り上げるべく誕生した背景を持つ。そのため、サーフィンやアーチェリーといった五輪種目の競技施設がセレクトされたというワケ。
特に冒頭で紹介した、日本初上陸の人工波システム「シティウェーブ」を採用したサーフィンの臨場感と迫力はスゴい! 膨大な水量に加え、大小の波や水流が作り出されるダイナミックなプールを見るだけでも訪れる価値あり。
上級者向けの本格的な波はもちろん、初心者・初級者に向けた小さな波で楽しむコース(50分6200円)もあるので、子ども(キッズコースは小学1年~6年生)も安心してトライできるはず。