お受験コンシェルジュ&戦略プランナーのいとうゆりこさんが、東京都・神奈川県の小学校受験を中心に、学校説明会や幼児教室ではなかなか教えてくれないリアルな“お受験情報”を発信。小学校受験本番を迎える、幼稚園年長のお子様方に焦点を当て、保護者共々一年間どのように戦い抜いていけば良いのか各月ごとのポイントを教えてくれます!
東京の私立小学校は合否が出揃い、いよいよ国立の試験がスタート。
そこで12月編となる今回は、残念ながらご縁がいただけなかったご家庭がチャレンジしたい私立小学校の二次募集や補欠事情について、さらには受験シーズン後にやってくる行事事情についてお話していきます。
■国立の試験スタート。各学校の補欠事情とは?
国立大学附属小学校の合格発表をもって、東京神奈川の主要な私立小学校の合否は出揃いました。各お教室でもご案内があったかと思いますが、まだ合格をいただいていないもののどうしても私立小学校に……と考えている場合、二次募集もございます。
最後まで諦めず、ご家族のライフスタイルに合った学校を探してみてください。(※出願が終わっている可能性もございますので、本年度の受験生の方は学校のホームページやお教室などで詳細をご確認ください)。
そして、国立の試験に関しましては、最終的に“抽選”という壁があります。
こればかりはどうにもならない部分でございます。
受験番号の早い方、学校と同じ区内や近隣のご家庭が優先になるのでは、といった神話もございますが、まったく根拠がありませんので、抽選結果が悪くてもクヨクヨせず、すべてを結果として受け入れてください。言い方を変えれば、“当たったらラッキー”くらいに思っていてくだされば。