「今年はありがたいことに忙しくさせていただいて。特に『まんぷく』の反響は大きかったですね。大阪で撮っていたんですけど、“忠彦さん”ってたくさんの人に声をかけていただいたり。現場はアドリブが多くて、監督もカットをかけずに面白いものが出るまで待つみたいな(笑)。本当に楽しんで演じられた役でした」
気づけばドラマが終わっていました
3月まで放送された連続テレビ小説『まんぷく』では、画家の香田忠彦役を演じ話題に。バリバリの二枚目から、どこかクスッと笑わせる三枚目まで、振り幅の広い演技力で活躍を続ける要潤。
現在、放送中の『悪魔の弁護人 御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲〜』では、初の弁護士役となる御子柴礼司を熱演中。東海テレビ制作のドラマは『新・愛の嵐』('02年)以来だ。
「久々に古巣に戻ってきたという感覚です。当時はとにかくスケジュールがハードで、セリフが山のようにあったので、流れについていくだけで必死。自分が何かできたとか実感はなく、気づけばドラマが終わっていましたね(笑)。
今回は監督から全員野球でやろうって言われ、その言葉どおり、僕も手が空いているときは、カメラのクレーンを運んだり、スモークを焚いたり。まさに“ONETEAM”で作りました(笑)」