《知りたいことがあります》

 5月4日に自身のツイッターを更新した、立憲民主党の蓮舫参議院議員。

 安倍晋三首相が打ち出し、政府が各世帯に配布する「アベノマスク」こと、布マスクに触れると、

《相談センターになぜ電話が繋がらないのか、どこに相談すればいいのか、PCR検査をなぜ受けられないのか》

 と、新型コロナウイルスに関する“知りたいこと”を次々と羅列したのだった。

 すると一般ユーザーから、

《それは、貴方が調べたらいいこと》

《私たちに聞かれてもわかりません》

《国会議員なんだから それを調べて知らせてください 近所のおばさんかよ》

 すくなくとも一般の国民よりも事情に詳しいはずの蓮舫に、不信の声が寄せられたのだった。

蓮舫さんにすれば、これは政府批判のパフォーマンス。“私でさえわからないのに”と、あくまで自分は国民目線だと主張し、安倍政権がいかに不親切かを訴えたいのでしょう。でも、“知りたい”とだけ言いっ放しにするのは、まさに“近所のおばさん”の質問そのものですよ(苦笑)」(全国紙記者)

 これまでも同様に、政権に対する不満をツイッターでぶちまけてきた蓮舫。そんな活躍ぶりに、

すっかり“ツイッター芸人”“ツイッター議員”と揶揄されています。たしかに“国民の声を聞く”という意味で、SNSの活用は今や不可欠な手段ではありますが、彼女の場合は不毛な批判をつぶやくばかり。しばしば炎上も見られますし、むしろマイナスになっていると思うのですが」(前出・全国紙記者)

 そんな中で思い出されるのが、同氏が「国民の声を聞こう」として逆にピンチに陥った“マジコン”騒動だ。

違法性を指摘されてツイート削除

 2009年12月に蓮舫は、ふとこんなことをつぶやいたのだった。

《DS「イナズマイレブン2」の改造コードの入れ方をどなたかご存知ですか? 私にはさっぱり…。》

 おそらくは当時小学生だった息子に頼まれたのであろう、ゲームに関する話題だったのだが……、

「彼女が言った改造コードとは、『マジコン』(ニンテンドーDS上などのゲーム機で、海賊版ソフトを遊べるようにする装置)に入れる暗号を指すものだったと思われます。

 息子さんが実際に『マジコン』を使っていたかは定かではありませんが、この発言について複数から違法性に関する指摘が入ったのか、蓮舫さんは《完璧にダメですね、今、息子に説教中》とし、当該ツイートを削除。

 その後、改めて“息子が遊んでいたのは『マジコン』ではなかった”という旨のツイートを投稿したのですが、一連の言動を含めて炎上。一言一句に責任が生じる国会議員であるのに、内容を吟味せず“知りたい”とツイートしてしまった結果ですね」(ワイドショースタッフ)

 その“息子”というのが2017年に芸能界入りし、昨年7月にはTBS系ドラマ『ノーサイド・ゲーム』で俳優デビューを果たした村田琳だ。“蓮舫の息子”としてバラエティ番組でも活躍している。

「彼がテレビに出るたびに、ネットでは蒸し返されるように“あのマジコンしていた息子か”などとザワつきます(笑)。ぞれだけインパクトが強かった。芸能界入りしてからは、そんな彼を皮肉るワードとして“マジコン息子”がその代名詞となっているのです」(前出・ワイドショースタッフ)

 国会議員として、“ツイッター芸”ではなく、もっとインパクトのある仕事をしてもらいたい。