川崎麻世(58)が自身のブログで『機能性発声障害』に苦しんでいることを告白した。
「長年このことを発表していなかったのは、役者として欠陥商品だと思われたくなかったからでした」
ということで、最初に声が出なくなったのは20年前。『東京スポーツ』の不倫報道に対し、彼が起こした裁判の法廷でのことだ。病気になるほどのストレスと引き換えに勝訴したものの、その後、舞台などの仕事はテクニックでカバーしてきたという。
ただ、ネットではこの発症について「カイヤのせいだろ」という声もちらほら。昨年、これまた裁判の末に離婚が成立したものの、今も元妻が慰謝料を求めて係争中という、いろいろあった夫婦関係のほうがストレスだったのではというわけだ。
ちなみに、ふたりが結婚したのは1990年。その3年後、川崎が斉藤由貴との不倫について釈明会見を行った際、カイヤが同席してにらみをきかす姿が注目された。
これにより、川崎は恐妻家タレントとして再ブレイク。とはいえ、その私生活が面白がられたために、前出の不倫報道のようなことも起きた。また、結婚15年目あたりから別居状態になるなど、しだいに本当の仲がよくわからなくなっていき、夫婦関係に終止符が打たれたのである。
実際のところ、この結婚で彼が損したのか得したのかは謎だが、はっきりしているのはイメージが大きく変わったこと。彼の芸能人生はカイヤ以前・以後で区分できる。デビュー以来所属していたジャニーズ事務所をやめたのも、'89年にカイヤと出会い、彼女が妊娠したからなのだ。