「3月に奥さんは荷物を抱えて、子どもたちと出ていきましたよ。その後は長男が1人で住んでいたみたいですが、今は誰もいないようです。5月の中旬に数日間だけ、ボビーさんが来ていましたが。奥さんたちは追い出されちゃったんでしょうか……」
埼玉県の住宅街にあるボビー・オロゴン(55)の自宅を訪ねると、近くの住民が声を潜めた。
5月13日、さいたま地裁に出廷したボビーは暴行の有罪判決を受けている。
「昨年5月に、ボビーさんは妻の顔を叩いた暴行の現行犯で逮捕されました。自宅前に集まった取材陣に奥さんは“ずっとDVを受けてきた”と話す一方、ボビーさんはDVを否認していましたが、公判では暴行を認めて求刑どおり罰金10万円の判決が出ました。被害自体は軽くても“ボコボコにするから”といった言葉が恐怖心を抱かせて悪質だと判断されたようです」(ワイドショースタッフ)
「大声で恫喝」漏れ聞こえる悪評
ちなみに昨年6月、警察から釈放された後にボビーは、自宅を担保に新たに6000万円の借金をしている。かつてテレビ番組でも紹介されたプールつきの豪邸で、庭では一家でバーベキューを楽しんでいた様子も目撃されていたが、今は空き家状態。6000万円を元手に、ボビーは別の場所で鳴りを潜めているのか……。
近所に評判を聞くと、「以前、ボビーが大きな鶏の死骸の両足を持って、自宅前の道を歩いていたことがあります。食用のウサギを自分で仕入れて、自らさばいて食べていることもありました。大きな犬を庭で放し飼いにしており、夜中に吠えてうるさいため近所の主婦がボビーに注意をしたら“ウルセェ、オレの家のコトをオマエに口出しされる筋合いはナイ!”って、大声で恫喝されて。思い出すと今でも震えるそう。もう戻ってこないでほしい」(近隣住民)
以前住んでいたマンションでも悪評が聞かれた。
「ボビーは駐車禁止になっているゴミ捨て場の横にポルシェをいつも止めていて。平気な顔で車の掃除をしたり。ボビーの子どもたちがマンションの共用部分でふざけていたのを注意した管理人さんに“弁護士を連れてきて訴えるゾ!”と怒鳴っていたことも」(マンションの住人)
ただ、ボビーのことを褒める人もいる。
「ウチはボビーさんの子どもと同学年の子どもがいたから、よく一緒に遊びました。お年玉をくれたりして、いい人でしたよ」(別の住人)
テレビでも人当たりのいい顔を見せていたが、深く付き合うと別の面も見えてくるようだ。特に、家族に対しては傍若無人に振る舞った。