オザケン“ことシンガー・ソングライターの小沢健二に23歳年下女性との密会報道が出た。題して、
《小沢健二(53)23歳年下 青髪カリスマ歌手と深夜“ラブリー撮“》
彼の楽曲名『ラブリー』にかけた《米国人写真家と結婚11年》との見出しも踊っている。
外資系高級ホテルの客室の一室を小沢が“仕事場“として借りており、同誌は、そこに時間差で入る女性の姿をキャッチしている。2021年5月21日のこと。お相手は『Awesome City Club』のボーカルPORIN。2019年に制作された小沢のアルバムにもコーラスとして参加しているという。
その日、ホテルのフロント階に到着した彼女は、チェックイン待ちの宿泊客が多いことを感じると、建物を出てタクシーを拾い、わずか1キロ先の別のホテルに移動。後を追うように小沢も別のホテルに向かい、合流したという描写もある。
朝4時に小沢だけが家路につき、PORINが出てきたのはチェックアウトギリギリの11時。警戒に警戒を重ねた逢瀬だった。いかにも怪しげな“密会“である。
裏どりがとれなかった?
──さるスポーツ紙記者はこの記事を読んで、首をかしげたという。
「90年代末にニューヨーク移住した小沢さんですが、2009年に写真家のエリザベス・コールさんと結婚しています。ふたりの子どもをもうけたあと、ここ数年の間にひっそりと日本に戻ってきています。なので、記事のタイトルには“不倫“と打たれてもいいはずなのに“ラブリー撮“と表現は控えめ。ネット版のほうでも“深夜のホテル密会“とどうも歯切れが悪いのが印象的でした」
同じホテルで一晩過ごしているにも関わらず、なぜこのような見出しになっているのか。
「きっと掴んでいた小沢さんとPORINさんとの関係性をそこまで詰め切れなかったのだと思います。
記事には“関係は3年近い“ということ、そして、彼がPORINさんに“『妻と離婚に向かって話あっている』と言っていた“などの証言が掲載されていますが、この情報が本当に正確だという裏取りが取れなかったのではないでしょうか。
いくら小沢さんと近い関係者から話を聞いていたとしても、雑誌側は(たとえばLINEのやとりなどの)記録文書や証拠写真などがないと記事は大きく打てない。今回は記者を動かしても密会の様子は1度きりしか撮れていませんし、“グレー”のまま取材が終わってしまったのでは?」(ベテラン週刊誌記者)