「パーの親友(ダチ)やられてんのに“愛美愛主(メビウス)”に日和(ひよ)ってる奴いる?」

 暴走族『東京卍會(まんじかい)』の総長・マイキーこと佐野万次郎のかけ声で、対立する暴走族『愛美愛主』との抗争に向かっていく――。

 いま大人気のマンガ『東京卍リベンジャーズ』の名シーンだ。

「'17年に連載が開始されて、現在も『週刊少年マガジン』で続いている作品です。うだつの上がらない26歳の主人公が、中学時代に交際していた彼女が『東京卍會』の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを目にして、ひょんなことから12年前の不良だった中学時代にタイムリープ。

 未来を変えて彼女を救うべく、主人公自らが『東京卍會』で成り上がっていく物語で、'21年にはアニメ化、舞台化もされています」(マンガ編集者)

大ヒットした実写版映画、続編も決定

 今年7月には、実写版映画『東京リベンジャーズ』も公開された。

「実写映画版は、原作とは設定が変わっており、主人公の北村匠海さんがタイムリープした先が10年前の高校時代になりました。『東京卍會』の総長であるマイキー役を吉沢亮さんが、副総長役を山田裕貴さんが演じ、人気若手俳優が勢ぞろいしたことでも注目を集めましたね。原作ファンからも好評で、観客動員数は300万人を超え、興行収入も40億円を超える大ヒットになっています」(同・マンガ編集者)

 実写映画でも、冒頭のシーンは描かれた。

「過去にタイムリープした主人公が、8月3日に起きた『愛美愛主』との抗争『8・3抗争』で奮闘します。彼女の自宅に訪れた主人公に、彼女が声をかけるところで映画は終わり。続きがどうなるのか気になるラストシーンになっているので、当然ながら続編を見たいという声があがっています」(映画ライター)

 そんな声に応えるかのように、嬉しい情報をキャッチ!

「実は、続編の制作は、すでに決定ずみなんです。大ヒット映画の続編ですから、それは製作サイドも意気込んでいますし、映画業界から期待がかかっていますよ」(スタイリストのひとり)

 しかし、主要キャストの中に“日和ってる奴”がいるようで……。

吉沢亮さんが、共演者たちと“衣装の学ラン姿がもうキツい”と話しているそうなんです(笑)。映画では高校生の設定とはいえ、吉沢さんももう27歳ですから……。

 これまでも、広瀬アリスさんや小松菜奈さんが、映画やドラマの劇中での制服姿への恥じらいを語っていたことがありましたし、学生役を演じる俳優には“あるある”なんでしょうね」(同・スタイリスト)

 実写映画の続編について、配給会社の『ワーナー ブラザース ジャパン』に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

 どんな相手にも日和らないマイキーが早く見たい!