12月28日の午後から始まった『第72回紅白歌合戦』の音合わせリハーサル。今年は例年の会場である渋谷のNHKホールが改装工事中のため、初開催となる東京国際フォーラムに場所を移して行われた。

対照的な2組のリハ

 計13組のアーティストが参加した初日、まず会場の注目を集めたのが4人組男性歌謡グループの純烈

「客席中央の特設ステージから登場した4人は、リーダーの酒井一圭さんの号令で客席へ。感染対策のため、除菌スプレーとマジックハンドを駆使して観客と握手をして周るという、ユニークなパフォーマンスを披露しました」(NHK関係者)

純烈
純烈

 ファンとの触れあいを売りにしている純烈らしい演出に、集まった報道陣からも笑いの声が上がった。その後の囲み取材では、久々となったあの自虐ネタも。

「4回目の出場ということで“紅白には慣れたか”という質問を受けた際、酒井さんは“いやいや、慣れないです”と即答。

 “1回目はドキドキで、2回目のときはメンバーが減って、奇跡的に出られまして……”と‘19年に女性問題が報じられてメンバーが脱退した件に触れ、ここでも会場の笑いを誘っていました」(同・NHK関係者)

 “慣れない”と言いつつも、今年もリハーサルからしっかり会場を盛り上げた純烈。本番でも、らしさ全開のユーモアあふれるパフォーマンスに期待したい。

 そんな純烈とは対照的に、音合わせリハーサルが非公開ながらも注目の的となったのが歌手のLiSA

LiSA
LiSA

「囲み取材前の写真撮影では“恥ずかしいですね”と照れながらもカメラマンのかけ声に“ハイ! ハイ!”と元気な声で応じていて、とてもリラックスした様子でしたね。

 リハーサルの様子が見られなかったので衣装などの演出が気になるところですが、今年はトップバッターの大役を務めるということで“いつもより派手にいかなくちゃ”との意気込みを口にしていました」(スポーツ紙記者)

 演出に関しては本番までのお楽しみということだが、記者からの質問で‘21年を振り返った際には、こんな場面も……。

“‘21年を漢字1字で表すと?”という質問に“祝”という字をあげました。理由として、ソロデビューして10周年であることや主題歌を務めるアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』が放送開始したことに触れて“いろんなことが少しずつよくなってきた”と語りましたが、気になるのはやっぱり旦那さんのことですよね……」(同・スポーツ紙記者)

 LiSAは‘20年1月に声優の鈴木達央との結婚を発表したが、'21年7月に鈴木と一般女性の不倫疑惑が報じられ、一時期は夫婦揃って活動を休止する事態に。

 12月12日には鈴木の活動再開と2人の関係修復が報じられたが、夫婦関係も“少しずつよくなってきた”……? そんなLiSAの衣装・演出も含めた未公開のパフォーマンスに注目だ。