中村芝翫(57)と三田寛子(56)が別居中だということが明らかになった。数か月ほど前から一家が住む豪邸に芝翫の姿が見られなくなったという。『NEWSポストセブン』によれば芝翫は現在、都内の別宅で生活しており、別居の時期や理由について、妻の三田寛子はこう語っている。
《5月頃ですね。細かく説明するような話ではないんですけど、お隣の家がリフォームの工事中で地響きが凄くて、主人が家にいたら気持ち悪くなっちゃったみたいで。工事は8月末までとのことで、そのまま別宅にいるようになったんです。息子2人がコロナにかかっちゃったこともありましたし》
これまで3度も不倫報道が出ている芝翫。その度に別居説や離婚の噂が飛び交ったが、現実となることはなかったが、今回の別居については、本人が認めた事実である。
関係者が三田に向けていた“冷ややかな目”
しかし、同時期に『香川照之の性加害』騒動があったからだろうか、“あの夫婦がついに別居”というのにも関わらず、盛り上がりのないまま沈静化してしまった。これで安堵の胸をなでおろしている歌舞伎関係者は多い。
「昔は歌舞伎役者の“火遊び”なんて誰も興味を持たず、ニュースにもなりませんでした。芝翫さんの不倫が初めて大々的に報じられたのは'16年の『文春砲』でしたが、あれだけ注目されたのは奥様が三田寛子さんだからです。そして彼女が自宅前に集まるマスコミに“神対応”したことも大きい。
三田さんはテレビでも活躍しているので、ワイドショーの取材に無下な対応は取れないですからね。そんな彼女の対応に、当時周りの歌舞伎関係者は“余計なことをしてくれた”と冷ややかな目で見ていました。彼女がしゃべらなければあそこまで大きく取り上げられることもなかったでしょうから」(スポーツ紙記者)
マスコミの取材に対し反省の弁を述べた芝翫だが、これで“火遊び”は終わることはなく、しばらく大人しくしていたと思ったら、それから4年、アンジェリーナ・ジョリー似の32歳女性との不倫報道。三田との結婚記念日にその女性と高級ホテルで3連泊していたという。さすがに三田も堪忍袋の緒が切れるのでは、と思いきや、不倫を報じた『週刊文春』の取材に答え、離婚はないときっぱり。そして昨年の3度目。都内に住む40代の女性とのホテル密会に芝翫は「胃薬をもらいに行っただけ」と答えた。
──今回の別居報道について、三田は別居の理由については答えたが、それ以降は《本当に主人は主人、私は私で。皆さんにご迷惑をかけないように、ちゃんと仕事させていただこうという認識です。それ以上はもう本人に聞いていただいた方がいいと思います》と、丁寧ながらも素っ気ない対応をみせた。この問答について、ある梨園関係者は「100点の対応」と評する。