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ー ラスボス俳優ランキング ー 1位 竹中直人(66)104票 ー 2位 吉田鋼太郎(63)87票
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ー 3位 市川猿之助(46)67票 ー 4位 遠藤憲一(61)64票 ー 5位 古田新太(56)60票 ー 6位 唐沢寿明(59)51票
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ー 7位 小日向文世(68)44票 ー 8位 柄本明(73)42票 ー 9位タイ 佐野史郎(67)34票 ー 9位タイ 高嶋政伸(55)34票

 

 10月16日スタートの『アトムの童』(TBS系)は、ゲーム業界を舞台にしたドラマ。山崎賢人(28)は日曜劇場初主演でドラマへの期待が高まっていたが……。

香川照之さん(56)が性加害報道を受けて降板。山崎さんが演じる天才ゲームクリエイターの前に立ちはだかるラスボスとして出演するはずでしたが、オダギリジョーさん(46)が代役を務めることに」(テレビ誌ライター)

ラスボス俳優ランキング

『半沢直樹』(TBS系)や『六本木クラス』(テレビ朝日系)などで悪役には定評のある香川が出ないのは痛手になりそうだが、テレビ評論家の吉田潮氏の考えは違う。

「オダギリさんが代役になったことで、むしろ楽しみです。“日本の昭和のおじさん”というわかりやすいキャラだった香川さんと違い、オダギリさんは権力とか権威にはこだわりがなくて、常識も社会性もありそうですよね。実はそのほうが厄介だったりする。新鮮味のあるラスボスになると思いますよ」

 香川のテレビ復帰はしばらくなさそうで、空席となったラスボス枠の争奪戦が始まるはず。そこで新たな悪役俳優として期待されるのは誰なのか。20~60代の男女1000人にアンケートを実施!

1位 竹中直人(66)104票

「何でもこなす演技派で、迫力もありそう」(54歳女性)

 演技力は折り紙付き。凄みのある演技や迫力を挙げる声が多かったが、ミステリアスなイメージも追い風に。

竹中直人
竹中直人

「独特なたたずまいで、ラスボスにも合いそうなので」(58歳女性)

 相葉雅紀主演の『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)で見せたクセの強い悪役や、組員を理不尽に叱りつける『極主夫道』(日本テレビ系)のヤクザ役が強い印象を残したようだ。

「竹中さんの魅力は“顔の迫力”。凄みが出るという意味で“ポスト香川”に値すると判断したんでしょうね。一方でコメディアンの印象も強く、“つかみどころがない”というイメージにつながっているのでしょう」(吉田氏)

2位 吉田鋼太郎(63)87票

 貫禄がある、重厚感があるという指摘もあれば、逆のイメージを持つ人も。

「声がよくてスマートなカッコよさがある。すてきなラスボスになりそう!」(44歳女性)

ノーマスクで都内を散歩する吉田鋼太郎(2021年7月)
ノーマスクで都内を散歩する吉田鋼太郎(2021年7月)

 ダンディーな悪役ということでは一番かも。

「いい人のふりをして、実は悪いという役が似合っている」(37歳女性)

「三枚目で、ユーモアのある演技もできそうだから」(54歳女性)

 舞台経験も豊富な俳優なので、裏表のある人物造形はお手の物だろう。

「吉田さんはずっと悪役ばかりやっていたんですよ。'13年にフジテレビ系で放送された『カラマーゾフの兄弟』では底意地の悪い父親を演じていました。そこからテレビ朝日系の『おっさんずラブ』のブレイクで“かわいいおじさん”にシフトしたんです。

 視聴者が求める重厚感や貫禄はたしかに持ち合わせていますが、わざわざ悪役に戻る必要もないかと思います」(吉田氏)