シンプルで機能性の高さが人気の無印良品、北欧ならではの高いデザイン性が目を引くイケア、どちらもおしゃれ感度の高い層に人気のショップだ。
人気のブランドにも思わぬ落とし穴が
「こだわりの強い人が利用する」とのイメージから、なんでも高品質と思いがちだが、実は要注意な商品も。そこで、「買う前に口コミを見ればよかった!」との声が多いアイテムを深掘りした。
もちろん不満を感じずに使っている人もいるので“絶対NG”ではないが、購入前に検討することがおすすめだ。
※価格は2022年11月現在、すべて税込み。 ※使用感は個人の感想です。
■サニタリー用品&コスメ
「無印良品の開発担当者は、コレを実際に使ってみたのかと疑うくらい、使い心地がいまいち」
と教えてくれたのは、無印良品に100万円以上はつぎ込んできたムジ男さん。
100均で買ったほうがマシ!?
「がっかりしたのは『ポリプロピレン頭皮ケアブラシ』(690円)。100均にも同じようなものが売っていますが、高くても無印の商品を選びました」(ムジ男さん)
しかし使ってみると、ブラシの先端が丸みを帯びているせいで、肝心な頭皮への刺激が感じられない。
「100均のほうは先端がほどよく尖っていて、ブラッシングの実感が得られるのに、無印のほうは個人的には物足りなかったです」(ムジ男さん)
さらに品質面で不満が残るのが『流せるトイレ掃除シート』(20枚入り99円)。
「使用中に破れやすい。拭いているとボロボロとカスが落ちるので、掃除が二度手間になることも」(ムジ男さん)
また乾きやすく、すぐに水分が飛んでパリパリになる。
「100均並みに安いのはいいのですが、安かろう悪かろうでは残念」(ムジ男さん)
デザイン性は高いが使いにくいのが、ヘアケア・ボディソープなどの詰め替え用レフィルの大容量パック。
「環境に配慮した、牛乳パックのような“紙パック型”という斬新な発想なのですが、トリートメントなどのクリーム状の液体は、最後まで移し替えができない。結構なストレスです」(ムジ男さん)
目にしみて痛すぎる残念な化粧品とは
通常のトイレットペーパー1巻きの4・5倍の長さの『トイレットペーパー長巻シングル』(150円)も難アリ。1巻き250mもあるので交換の手間が省け、置き場も省スペースでいいと人気の商品だが……。
「紙質がかたくてゴワゴワ。わが家はみんな柔らかめの紙質が好きなので、不評でした」(ムジ男さん)
無印良品の購入者レビューでは賛否両論で、大家族には重宝するとか避難用ストックに便利などの声もある。
こちらも便利そうだと思って裏切られたのは『アウトドアスプレー』(890円)。
「ミストタイプのUVスプレー。使用説明どおりに、目を閉じて顔に吹きかけ、目を開けたら、目にしみて我慢できない痛み。おまけにオイルを塗ったように顔がテカテカになり、外に出られる見た目ではなかった」(ムジ男さん)
痛みを我慢することができず、捨ててしまったという。