『ニュース7』で全国の顔となり、『紅白歌合戦』の司会も務めた武田真一アナの退局。
そして、後輩女性アナの自宅に侵入した挙句、居合わせた知人男性と揉み合いになり、3階から飛び降りて負傷、その後に逮捕された船岡久嗣アナ。自局のアナウンサー問題に揺れるNHKからまたひとり、女性アナウンサーが去ろうとしている。
NHKの朝の顔がまたひとり退局か
『おはよう日本』のスポーツキャスターで知られる、堀菜保子アナウンサーだ。
「‘21年からキャスターを務めてきましたが、4月からの番組リストに名前が見当たらないんです。他番組への異動の気配もないので、退局するのではないかと。才色兼備の堀アナには“ポスト和久田麻由子アナ”の声もあっただけに、心配です……」(NHK関係者)
堀アナは'17年に入局し、佐賀、札幌での勤務をへて、‘21年4月から東京アナウンス室に配属となった。東京大学教育学部出身で、“ミス東大”への出場経験もある。また、在学中にはABEMAで学生キャスターとしても活動していた。
「父親が医師で、兄2人もそれぞれ東大と国立大の医学部出身という“華麗なる”家系です。アナウンサーを目指したのは、高校の先輩である日本テレビの水卜麻美アナの影響が大きいとか。
東大時代には『運動会総務部』で広報を担うなど、スポーツへの造詣が深かったことから、スポーツを担当することになったそうです」(スポーツ紙記者)
‘93年から続くNHKの朝の看板番組でレギュラー出演するという、十分なキャリアを築いてきた堀アナだが、なぜ退局を決意したのだろうか。
「どうやらシンクタンクへの転職がすでに決まっているみたいなんです。堀アナは東大で『教育実践・政策学コース』に通っていましたが、そこでは教育に関する制度や政策について学んでいたとか。
アナウンサーとして報道に携わるなかで、教育現場により深く関わりたいという気持ちが芽生えてきたのかもしれません」(前出・NHK関係者)
堀アナの退局について、NHKに問い合わせたところ、
「職員個人に関することについては、お答えしていません」
との回答だった。
NHKを見限っての決断じゃないよね……!?