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ー “仕掛け人”プロデューサーが退職していた

 8月27日、人気バラエティー番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)の新MCが発表された。

「10月からは、2017年に解散した『ハロー!プロジェクト』のアイドルグループ『℃―ute』の元メンバーで、ソロボーカリストの鈴木愛理さんが担当します。圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで“アイドルが憧れるアイドル”とも評された鈴木さんが、よりディープな恋愛の話題にもチャレンジしていきます」(テレビ誌ライター、以下同)

 同番組は、3度のパイロット版の放送を経て、2020年10月にスタート。田中みな実テレビ朝日アナウンサーの弘中綾香、南海キャンディーズの山里亮太がMCを務めていた。

「田中さんと弘中さんが“あざとさ”を否定するのではなく、処世術の1つとして肯定しながら深掘りし、あけすけなトークを繰り広げる姿が人気に。“あざとい”という言葉がもともと持っていた、ネガティブなイメージも覆してきたほどです」

 しかし、田中と弘中は、9月24日の放送をもって“卒業”する。人気番組の功労者なのに、なぜ?

「弘中アナは、2022年9月にベンチャー企業社長との結婚を発表しました。今年5月には第1子妊娠を報告し、秋ごろから産休に入ることになっていました。

 8月28日に自身のインスタグラムで、産休前最後の『激レアさんを連れてきた。』の収録をしたと報告しており、9月末にはお休みに入ると見られています。弘中アナの『あざとくて〜』卒業は、産休が大きな理由でしょう」(スポーツ紙記者)

“仕掛け人”プロデューサーが退職していた

 一方で、変わらず精力的な活動を続けている田中はというと……。

「みな実さんは、このところ『あざとくて〜』へのモチベーションが下がっていましたし、弘中アナの産休が、番組から離れるよいチャンスだったのでしょう」(テレビ局関係者、以下同)

 いったい、どういうことか。

「『あざとくて〜』を立ち上げた芦田太郎プロデューサーが、2022年をもってテレビ朝日を退職し、『Amazon Studios』に転職したことが、その一因です」

 もともとは、芦田氏が“みな実を起用したい”と考えて、企画した番組だった。

「結果的に、みな実さんを“ぶりっ子キャラ”から“憧れの女性”へと押し上げることに。それもあり、みな実さんは番組の“始祖”である芦田さんにかなりの信頼を寄せていました

 しかし、転職に伴い芦田氏は番組を離れることに。

「これにより、『あざとくて〜』を続ける意味がないと感じていたそう。ほかのスタッフのこともなかなか信頼せず“芦田さんがいないならもうやらない!”と……。それにバラエティーよりも、ドラマや映画で女優業に注力したい思いもあるのでしょうね」

 レギュラーを手放して、何が悪いの?