2024年2月から、東京・新国立劇場で開幕予定の舞台『欲望という名の電車』。アメリカ人劇作家テネシー・ウィリアムズ氏による作品で、主演は約4年ぶりに芸能活動を再開する、沢尻エリカだ。
「沢尻さんは2019年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕され、2020年2月に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けました。執行猶予期間を終え、どのような形で芸能界に復帰するのか注目されていたんです。
沢尻さんが舞台に出演するのは初めてのことで、しかも主演ですから、チケットは争奪戦となること間違いないでしょう」（スポーツ紙記者、以下同）
8月には所属事務所『エイベックス』の松浦勝人会長のYouTube動画に登場。公に姿を見せ始めたことで、復帰間近と推測する声も多かった。
「執行猶予期間中は、沢尻さんの“キャバクラ嬢転身説”や“歌手として復帰説”などの臆測が飛び交っていましたが、舞台とは思いもよりませんでした」
逮捕直前のインタビューでは《舞台はいずれやってみたい》と語っていた沢尻。女優復帰は喜ばしい限りだろうが、気になるのは4年のブランク。そうとうなプレッシャーもあるのでは。
「今回の会場のキャパシティーは1000席程度。これまで映画やドラマなどで堂々たる演技をしてきた沢尻さんなら心配は無用でしょう。もちろん、これまでとは違うプレッシャーもあると思いますが、来年2月までは十分に準備期間があります。そもそも舞台というのは、公演を重ねるにつれて完成度が上がるものでもありますから、沢尻さんにとってはむしろ格好の“リハビリ”になると思いますよ」（舞台関係者、以下同）
沢尻と対峙する伊藤英明を目撃
脇を固めるキャスト陣も豪華。作中で、沢尻と対立する役を演じるのは伊藤英明。
「伊藤さんは、9月2日から舞台『橋からの眺め』で主演していました。13年ぶりの舞台出演だったそうですが、1か月以上に及んだ公演を無事に乗り越えました。この役づくりのために、伊藤さんは10kgの減量をしたそうです」
そんな伊藤のストイックな一面を週刊女性は目撃していた。舞台の公演期間中だった9月、都内にある芸能人御用達のパーソナルジムから半袖姿で現れると、スムージーのようなドリンクを手に立ち去っていった。
「減量のためには、あのムキムキな筋肉も落とす必要があって、食事制限と有酸素運動に取り組んだとか。ジム通いもその一環でしょうね。沢尻さんとの舞台に向けても、徹底的な役づくりで、主演に勝るとも劣らないオーラを放ってくれるでしょう」（前出・スポーツ紙記者）
強力バディがいるから、エリカ様の復帰作は安泰？
