《両軍共に讃えたい闘いでした。チーム、ファンの皆さん、本当におめでとう、そしてありがとう!!》
11月5日、プロ野球の阪神タイガースがオリックス・バファローズとの日本シリーズを制して38年ぶり2度目の日本一に。阪神ファンの渡辺謙は、自身のインスタグラムに歓喜の投稿をアップ。
「渡辺さんは小学生の時、おじと後楽園球場で巨人対阪神の試合を見たことがきっかけで阪神ファンになったそうです。当時、王貞治さんや長嶋茂雄さんがいて、圧倒的な人気を得ていた巨人への反発心というのもあったんだとか」(スポーツ紙記者、以下同)
阪神がどんな状況であっても熱心に応援し続けてきた。
「阪神が思うような結果が残せず、低迷する時期があっても応援を続けたのは、“もはや宗教だから(笑)。何があっても宗旨替えはできない”と独特な表現で愛を語っていました。阪神戦の結果は、ほぼ全試合チェックしていて、中継を見られないときは、録画をしているそうです」
甲子園に通うときは、こだわりがあるようで……。
「ファンの盛り上がりや球場周辺の雰囲気を味わうために、あえて阪神電車に乗って甲子園を訪れているんです。世界的俳優が乗っているのに、話しかけられることはほとんどないようで、溶け込んでいるのでしょう」
孫に“J”と呼ばせるワケ
この阪神好きは家族にも影響を与えているという。
「孫に“J”と呼ばせているようです。理由は“ジー”という音が阪神のライバル球団のジャイアンツの頭文字“G”を連想させるから。ただ、Jと呼ばせているのは長男の渡辺大さんの子だけのようで、長女の杏さんには“ふざけるな”と言われ、“じいじ”と呼ばれているみたいです」
仕事も阪神が中心で……。
「毎年、シーズン終盤にあたる秋のスケジュールは事前に空けており、阪神の戦績で仕事を入れていくスタイル。今年の日本シリーズは7試合すべて生観戦していました。阪神が日本一を決めた翌朝には、仕事で東京に向かっていたので、多忙の合間をぬって“アレ”の瞬間に立ち会ったということ。ただ、阪神がセ・リーグの優勝を決めた9月14日は、自分の予想より優勝が早かったようで、“仕事を入れてしまった”と嘆いていました。当日は仕事を終えた後、急いで帰宅し、テレビ観戦していたようです」(芸能プロ関係者、以下同)
意外なところに姿を現したことも。
「元阪急ブレーブスのプロ野球選手で阪神でもコーチを務めた福本豊さんと親交が深いんです。その縁もあり、福本さんが解説をしている兵庫県のローカル局『サンテレビ』の阪神戦の中継や阪神をテーマにした番組『熱血!タイガース党』に出演したことも。世界的な渡辺さんがローカル番組に出た、と騒然となっていました」
あふれる“猛虎愛”で阪神への忠義を示す姿は、さながら“ラスト サムライ”だ。