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ファミレス『ジョナサン』の新作デザートが注目されている。その新作とは、チーズケーキの上にプリンをのせた欲張りデザートで、その名も『プリンノセターノ』だ。
ド直球な商品名に、店を訪れたX(旧Twitter)ユーザーが《ジョナサン名前考えるの諦めたっぽい》とつぶやき、2万超リポストされる異例の事態となった。
プリンノセターノはバスクチーズケーキの上にカスタードプリンがのり、てっぺんにはマスカルポーネチーズがトッピングされた3層構造。だが大きなプリンがバスチーからはみ出し、今にも落ちそうでハラハラする。X上では、実食した層から、《運んでくるうちにプリンスベリオチターノ》《半分食べたあたりでプリンクズレターノ》などと実況する投稿もあり、食べる前から大盛り上がりの大喜利状態。
「小林製薬みがある」
「反響が大きく驚いています。注文時にSNSに投稿してくださる方も多いです。今後も遊び心のあるキャッチーなネーミングを考えます!」
と、ジョナサン開発チームも喜びを隠せない。
その一方で《ネーミングセンスが小林製薬なんよ》《小林製薬みがある》などという声も目立つ。
「ネット上では、こういった直球系ネーミングについて数年前から“小林製薬みがある”といった表現を用いています」
と、教えてくれたのは大東文化大学文学部教授で日本語に関する著書を数多く上梓する山口謠司先生だ。