1月29日、元AKB48の板野友美が自身の妹分グループ・RoLuANGEL（ロールエンジェル）の第1期メンバー9人を発表。選ばれたメンバーが賛否を呼んでいる。
批判している人はただ叩きたいだけ
「応募総数2000人以上の中から選出された9人に、自身の妹である板野成美さんと夫である東京ヤクルトスワローズの高橋奎二の妹の高橋美結さんの名前があったんです。そのため“実妹と義妹で2枠も使ったの？”“本気で頑張っている人に失礼”と、出来レースとも捉えられない結果に批判の声も出ています」（スポーツ紙記者）
芸能プロダクション関係者は、「今回のケースで批判している人はただ叩きたいだけ」と一蹴する。
「例えば日プ女子（PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS）のように上位11人がデビューできるという条件であれば、身内で2枠使ったとバッシングされて当然でしょう。しかし板野さんのグループの応募要項には、“一緒に表舞台で輝きたい人を募集”としか書いておらず、1期メンバーで選出される人数については特に記載はありません。批判している人はそういう条件を知らず、ただ叩きたいだけにしか見えません」
アイドル誌編集者も、「妹と義理の妹を入れたのは話題作りという意味で大成功」と指摘する。
「正直、今の板野さんの人気では妹分グループを結成したというだけではニュース性はありません。妹と義理の妹を選出していなければ、このグループに関心を持つ人はほとんどいないでしょうからね。プロジェクトを軌道に乗せるためには多少の批判が出ても、まずは話題にならなきゃ意味がないと判断したのでは」
今回結成されたグループ・RoLuANGELは、常に9人で活動するわけではなく、その活動ごとに選抜メンバーで構成されるという。
「妹の成美さんは高校3年生の頃から舞台などで活動し、芸能活動歴は10年ほどになります。義理の妹の高橋美結さんも芸能活動歴があるため、オーディションで選ばれたメンバーのまとめ役、指導役として期待している部分もあると思います。かつてのモーニング娘。中澤裕子さんを見れば分かるとおり、グループのまとめ役は貢献度のわりに、人気は出づらい。むしろオーディションで選ばれたメンバーを売り出すために、板野さんが身内に“嫌われ役”をお願いしたのでは？」（同・アイドル誌編集者）
さまざまな意見はあるものの話題になったという意味で、板野はプロデューサーとしての才能がありそうだ。
