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ー 個人事務所に垣間見える“本気度”

 

 日本中に衝撃を与えた広末涼子のW不倫発覚から8か月。無期限の活動休止中だった彼女に、新たな動きが。

「2月16日、広末さんが所属事務所を退社することが発表されました。広末さんは、自身が代表を務める個人事務所で、芸能活動を再開していくようです」(スポーツ紙記者、以下同)

 広末は、2023年6月にミシュラン一つ星店のオーナーシェフで既婚者である鳥羽周作氏とのW不倫を『週刊文春』に報じられた。これにより夫のキャンドル・ジュンとは同年7月に離婚した。

「鳥羽氏は、出演していたテレビ番組を降板しただけでなく、企業からも契約解除され、その損失は3億円に上ると明かしています。さらに料理人として駆け出しだった時期から支えてくれた妻とも、昨年11月に離婚が成立。ただ、騒動後のインタビューで広末さんとの関係については“本気です”と語っていました」

 お互い四十歳を超えての大恋愛の末、多くを失った鳥羽氏だが、2月11日には騒動後初のメディア出演をして、近況について語った。

現在はハワイのレストランからオファーがあり、現地と日本を行ったり来たりの生活のよう。米ロサンゼルスからも仕事の依頼があることを明かしていました

 一つ星を獲得した人気シェフだけに、海外からの引き合いも多いよう。再生の道を歩むが、一方の広末は─。

「騒動の最中、広末さんは文春の記者に自ら電話して所属事務所の社長に対する不信感を口にしていました。これは広末さんをスキャンダルから、何度も守ってきた事務所に後ろ足で砂をかける行為でしかない。26年間所属した事務所からの独立は、恩人である社長との完全なる決別を意味しています」(芸能プロ関係者、以下同)

個人事務所に垣間見える“本気度”

2023年6月21日、キャンドルライブに出席したキャンドル・ジュン氏
2023年6月21日、キャンドルライブに出席したキャンドル・ジュン氏

 広末が所属していた芸能事務所『フラーム』は、今でこそ戸田恵梨香や有村架純などの売れっ子が多数在籍しているが、もともとは広末のマネージャーが、広末と2人で立ち上げたもの。

「事務所とは、お互いの弁護士を通して話し合いを続けた結果、最終的に広末さんが多額の賠償金を支払い、独立を決めたそう。仕事のオファーはあるでしょうけど、過去のスキャンダルからわかるとおり、奔放な性格である広末さんが自身をコントロールして、1人でやっていけるのかは疑問です」

 しかし、広末の個人事務所の登記を見ると、その本気度が垣間見える。

個人事務所は、もともと税金対策のために設立していた会社のようですが、昨年10月に“ブランドのバッグ、時計などの買い取り販売”“玩具、文房具のグッズ企画制作”“不動産の売買”など12項目の事業目的がつけ加えられていました。本業である女優以外のビジネスも視野に入れているのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

 国民的女優の行く末は。