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ー ガールズグループの衣装が“過激化”

「パンツレスの次は見せパン!」

 時代は今“見せパン”に向かっているらしい。急速に変わり続けるファッションのトレンドに追いくことができているだろうか。

ガールズグループの衣装が“過激化”

2月19日、韓国のガールズグループ・LE SSERAFIMが、3rdミニアルバムのリリースを記念したメディアショーケースを行いました。そこで、メンバーであるユンジンさんが、ショートパンツから“下着”をちら見せさせたコーディネートで登場したことが、話題になりました」(韓国カルチャーコラムニスト、以下同)

 ユンジンだけでなく、彼女たちのファッションは、アルバムの予告動画の段階から注目されていた。

動画のなかで、ユンジンさんやほかのメンバーは、ダウンのアウターの中に、ブラトップと、下着のようなボトムスを合わせたコーディネートで歩く姿を披露。以前は、ビックシルエットのトップスに、超・短い丈のボトムスを履くことで“何も履いてません”感を出す“下衣失踪ファッション”と呼ばれるスタイルが親しまれてきましたが、今度は“見せパン”がブームとなっているようです

 スタイルの良さを強調できる、パンツ見せ、パンツレスといった服装に対しては

《こんな洋服を着こなせるのはさすがすぎる》

《スタイルの良さハンパない》

 といった憧れを露わにする声がある一方で

《オシャレとは思えない》

《トレンドだから許されるわけじゃない》

 と、ファンの間でも賛否が分かれていた。

2月19日に行われたメディアショーケースの衣装は、どれも露出が高かった(グループ公式インスタグラムより)
2月19日に行われたメディアショーケースの衣装は、どれも露出が高かった(グループ公式インスタグラムより)

 近年、K-POPガールズグループの衣装の“過激化”が、SNSで頻繁に取り上げられている。ただ、この“見せパン”スタイルは、彼女たちがエスカレートした結果生まれた単なる“露出”というわけではなさそうだ。

「ボトムスから、下着を覗かせるコーディネートは、アパレルブランド『MIU MIU』が2022年の春夏や、2023年の秋冬コレクションで提案していました。ショートパンツから下着を覗かせるだけでなく、そもそものショートパンツの形が下着のようなものを履くなど、さまざまなコーディネートがあります。さっそく、日本のティーン向けファッション雑誌でも取り上げられているようです」(海外セレブウォッチャー)

 トレンドとはいっても、露出が多いことには変わらない。ファンの間では“無理やりやらされているのでは”という心配の声も上がっている。

今回のショーケースで話題になったユンジンさんは、ショートパンツであるうえに、パンツの前ボタンを開けていました。ファンたちは、作品やグループとしての魅力よりも、その過激さが独り歩きしてしまうことを懸念しているようです。トレンドと親しみやすさのバランスを取ることが、ファンに受け入れられるためには、大切になっていきそうです」(前出、韓国カルチャーコラムニスト)

 いくら流行していても、下着が見えていることにファンは“安心できない”ようだ――。