「今年も大谷フィーバーは続きそうなので、なんとかして大谷グッズを手に入れようと来てみました」
そう話すのは、都内に住む野球ファンの20代男性。
4月6日から東京・表参道でオープンしている期間限定ストアでは、ドイツ発の紳士服ブランド『BOSS(ボス)』と大谷翔平のコラボ商品が販売されている。
「大谷選手が監修したというファッションアイテムで、オンラインでも買えるのですが、いちばん人気の『ベースボールジャケット』は7サイズ中、6サイズがすでに完売していて。このポップアップストアに来れば、その場で買えるかと思って」(前出の20代男性)
桜満開となった4月上旬の土日とあって“大谷ストア”は大盛況。家族連れや男女カップルに加えて、大谷選手と同じユニフォームを着た外国人観光客も多数集まっていた。
会場では、本場アメリカの球場での食事をイメージしたホットドッグが売られていたり、特製ステッカーが景品となったストラックアウトが楽しめるゲームコーナーも。
今後、プレミア価格になるのは間違いない
「来ていたほとんどの人の目的は、やっぱり大谷とBOSSのコラボグッズ。安いもので2万円台の半袖シャツがありますが、『ベースボールジャケット』は税込みで39万500円でも飛ぶように売れていました。インディゴブルーの厚手生地で、袖は白レザー。胸元には大谷選手のイニシャルである《S》と《O》の文字があしらわれています」(ファッション誌編集者)
とはいえ、そこまでして入手したいと思うのには、こんな理由もあるようで。
「これらのグッズは売り切れたら終わり。再販しないのです。2023年3月にWBC決勝が終わってから、大谷選手がこだわりを持って、時間もかけて、ゆっくり進めてきたコラボ商品の数々。今後、プレミア価格になるのは間違いないですよ」(前出・20代男性)
そこで、週刊女性PRIMEがコラボグッズのオンラインサイトで『ベースボールジャケット』を探してみると……。
4月12日時点で《オンラインストアでは在庫切れ ご購入を希望の際は、商品の再入荷通知をご利用ください》との表示が出た。
ならば再入荷は、いつになるのか『ヒューゴ ボス ジャパン』に聞いてみると、
「現時点では、その予定はありません」
と、キッパリ。どうやら、約39万円のジャケットは見事、完売したようだ。
“大谷売れ”の勢いと大谷選手の活躍は、とどまるところを知らない。