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ー “僕の別人格”が受けた仕事だから、わからない

 4月22日の深夜2時。いしだ壱成が自身のSNS上で“演技論”を熱弁。

 '19年公開の多重人格をテーマにしたハリウッド映画『ミスター・ガラス』を観て役者魂に火が付いたのか、

《自分が多重人格演じたときは、キャラクターを3人〜5人脳内に綿密に且つランダムに設定しておいてそれを映像のスイッチングのようにコロコロ変えていた》

《纏っているオーラもパッパッと変色させるのは乖離性キャラクターを演じる醍醐味だけれどこの台本だったら、めちゃくちゃ伸び伸び多重人格出来るだろうなぁと》

 と、俳優として“多重人格”というキャラクターを演じる奥深さを語った。

「壱成さんは演じる役になりきるなど綿密に役作りをすることで知られています。かつてはフジテレビ系の『ひとつ屋根の下』やTBS系の『未成年』といった大ヒットドラマで、難しい役をこなす実力派俳優として活躍していました」(制作会社関係者)

 しかし'22年に週刊女性が行ったインタビューでは“解離性障害に加えて多重人格と診断されていて、自分の中に11人の人格がある”と語っている。

“僕の別人格”が受けた仕事だから、わからない

壱成さんは、'01年に大麻取締法違反により逮捕。私生活でも3度の離婚や金銭トラブルが続くなど長い低迷期を経験したことも影響してか、繊細で気分の上下が激しい性格の持ち主。周囲にも“自分は多重人格なんだ”と語っています」(壱成の知人)

壱成が出る予定だった'22年末に放送されたフジテレビ系『逃走中』(番組HPより)
壱成が出る予定だった'22年末に放送されたフジテレビ系『逃走中』(番組HPより)

 演じるどころか、すでに多重人格とされている壱成。そのことが原因でトラブルも起こした過去があるという。

「彼は'22年の年末に放送されたフジテレビのバラエティ特番『逃走中 ~大みそかSP お台場大決戦!~』に出演する予定だったのですが、当日になって撮影現場に現れず、ドタキャンしてしまったんです。フジテレビの関係者が彼に説明を求めた際、“『逃走中』のオファーは“僕の別人格”が受けた仕事だから、わからない”と、説明したそうです。結局、翌年の'23年に壱成さんは『逃走中』に出演しているので、“出禁”にはならなかったようなのですが……」(前出・制作会社関係者)

 近年はテレビや映画にコンスタントに出演など復活の兆しを見せている壱成。今後、どのような役柄に挑戦していくのか、目が離せない。