目次
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ー 小池VS蓮舫の一騎打ちか
Page 2
ー 「毎朝子どもの姿が見えなくなるまで…」
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ー 「ご主人への当たりはかなりキツかった」

 

「私は知事になりたいと、昨日、強く思いました─」

 6月2日、雨が降る東京・有楽町で、そう訴えたのは立憲民主党の蓮舫参議院議員。

蓮舫さんは5月27日、東京都知事選挙に出馬することを表明し、現職である“小池百合子都政をリセットする”と語りました。小池都知事は6月8日の時点で出馬表明をしていませんが、3選を狙って出てくるのは間違いない。都知事選には、すでに30人以上が立候補を表明していますが、知名度や経歴を考慮すると“小池VS蓮舫”という事実上の一騎打ちとなる構図です」(全国紙政治部記者)

小池VS蓮舫の一騎打ちか

 蓮舫氏は立候補を表明してから、小池都知事に狙いを定め舌戦を繰り広げている。

「小池さんは自民党の候補を応援した(中略)政治とカネの問題で厳しい声が、国民から、都民から出てくる政党と近づくのか」

 冒頭の街頭演説で痛烈な批判をした蓮舫氏に、小池都知事は“われ関せず”と、無言を貫き、どこ吹く風だ。

 その勝負の行方について、政治ジャーナリストの青山和弘氏は、こう分析する。

「有権者が1000万人を超える都知事選は、知名度がある現職が圧倒的に有利です。ただ、蓮舫さんも闇雲に出馬したわけではない。蓮舫さんは、事前に都知事選で小池さんと対決した場合を想定した情勢調査を行いました。その結果、小池さんがリードしていたものの、差はわずか10ポイントだった。出馬表明前の段階で現職に10ポイントまで迫っているのは、すごいことです。今後の展開次第ではありますが、私は僅差の勝負になる可能性があると思っています」

 民主党政権時、蓮舫氏は行政改革の仕分け人として「2位じゃダメなんですか?」と発言し、波紋を広げた。今回は1位を目指し、激戦へと身を投じる。そんな蓮舫氏の素顔とは─。

 台湾人の父親と日本人の母親を持つ蓮舫氏。“強い女”として見られる蓮舫氏の根底には《とにかく自分の意見を持て》という父親の教えがあったと明かしている。が、以前一家が住んでいた自宅近くに住む女性はこう証言する。

蓮舫さんと同じで、お母さんはかなり気の強い人でした。納得できないことがあれば、近所の人に直接意見することもあったぐらい。その一方、お父さんは穏やかな人で、よく自宅前をほうきで掃いていましたよ。尻に敷かれていたんでしょうね(笑)